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2013/04/04 21:51
ブライアンズタイムが放牧中の事故で死亡。28歳だった。
ブライアンズタイムが放牧中の事故で死亡
4月4日午前、種牡馬として中央・地方合わせてG1馬16頭、G1・35勝を挙
げ、90年代、多数の活躍馬を輩出したブライアンズタイムが、放牧中の事故によ
り右後大腿骨骨折を発症、静内のアロースタッドで関係者に見守られながら安楽死
の処置が取られた。28歳だった。
ブライアンズタイムは、初年度産駒として94年のクラシック3冠馬ナリタブライ
アンを筆頭に、95年菊花賞・有馬記念、97年天皇賞・春などG1・4勝のマヤ
ノトップガン、02年の日本ダービー馬タニノギムレットなど一流馬を長年に渡り
輩出し、同時期に輸入されたサンデーサイレンス(02年死亡)や、トニービン(00
年死亡)とともにリーディングサイアー「御三家」として、日本競馬生産界の底上
げに大いに貢献した。
サンデーサイレンス、トニービンが亡き後も、現役種牡馬として活躍し09年に
ヴィクトリーが皐月賞を制すると、同世代のフリオーソが地方交流G1・6勝を挙
げて地方競馬の雄として大活躍。昨年のエリザベス女王杯ではレインボーダリアが
優勝しブライアンズタイム産駒による20年連続重賞制覇を成し遂げている。
またブルードメアサイアー(母父)としても、00年の秋華賞馬ティコティコタック
(父サッカーボーイ)、ダートG1・7勝馬エスポワールシチー(父ゴールドアリュー
ル)や、09年の菊花賞馬スリーロールス(父ダンスインザダーク)、昨年の天皇賞春
優勝のビートブラック(父ミスキャスト)など、G1勝ち馬を複数輩出している。
さらに、自身の後継種牡馬であるタニノギムレット産駒のウオッカが、牝馬として
64年ぶりにダービー優勝などG1・7勝を挙げる大活躍で一時代を築くなど、9
0年代以降の日本の競馬史に数々の功績を残した。
(netkeiba.comより抜粋)