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2013/11/22 23:10
もう一度デニムアンドルビーに賭けます!!
【第33回ジャパンカップG1】
【血統的考察】
東京の芝2400mはスピード、スタミナ、底力の全てに高いレベルが求められる舞台。良馬場で開催された過去9年で、外国馬アルカセットを除く連対馬17頭中自身または父がダービーかジャパンカップを勝っていた馬が11頭。残る6頭中3頭は母父サンデーサイレンス、2頭は父サンデー×トニービンだった。
【前走】
最も多く連対馬を出しているステップレースは天皇賞(秋)(のべ10頭)で、菊花賞の4頭が続く。前走がG1でなかった連対馬はスクリーンヒーロー(アルゼンチン共和国杯1着)とタップダンスシチー(京都大賞典1着)の2頭しかいない。
【重賞実績】
外国馬を除く連対馬19頭がG1かG2の勝ち馬で、その内12頭が芝2000m以上のG1馬だった。
またG1未勝利だった連対馬7頭の内6頭にG1・2着の実績があった。ポップロック(有馬記念2着)、ドリームパスポート(菊花賞2着)、ハーツクライ(ダービー2着)、コスモバルク(皐月賞2着、菊花賞4着)、タップダンスシチー(有馬記念2着)。例外はココがG1初挑戦だったスクリーンヒーローだけ。
【コース実績】
外国馬を除く連対馬19頭中13頭が東京コースの重賞を勝っていた。残り5頭はタップダンスシチー(目黒記念3着)、オウケンブルースリ(天皇賞秋4着、前年JC5着)、ドリームパスポート(ダービー3着)、ハーツクライ(ダービー2着)、ザッツザプレンティ(ダービー3着)と東京コースの重賞で馬券になっていた。例外のコスモバルクはダービー8着だが、東京コースの百日草特別1着の実績があった。
【牝馬】
馬券になった牝馬はジェンティルドンナ、ブエナビスタ、ウオッカ、レッドディザイア、ウイジャボードの5頭(通算7回)
ジェンティルドンナ、ブエナビスタ、ウオッカ、ウイジャボードの4頭は年度代表馬に輝いた歴史的名牝。レッドディザイアはそれまで連帯率100%でブエナビスタと3冠を競い、桜花賞2着、オークス2着、秋華賞はブエナビスタを敗って優勝した実力馬だった。
【連覇】
ジャパンカップ史上、連覇した馬はいないが、ブエナビスタ、ウオッカが2年連続で馬券になっている。(10年ブエナビスタの2着降着は現在適用のルールなら降着になっていなかった。ローズキングダムを1馬身3/4ちぎって1着入線してるので実質2連覇と見ても良いが)
昨年3歳でオルフェーヴルを敗ってジャパンカップ優勝したジェンティルドンナはブエナビスタ、ウオッカ級の歴史的名牝であることは疑いようもない。
08年ウオッカ。毎日王冠2着→天皇賞秋1着→ジャパンカップ3着
09年ウオッカ。毎日王冠2着→天皇賞秋3着→ジャパンカップ1着
10年ブエナビスタ。宝塚記念2着→天皇賞秋1着→ジャパンカップ2着降着(1着入線)
11年ブエナビスタ。宝塚記念2着→天皇賞秋4着→ジャパンカップ1着
12年ジェンティルドンナ。ローズS1着→秋華賞1着→ジャパンカップ1着
12年ジェンティルドンナ。宝塚記念3着→天皇賞秋2着→ジャパンカップ?
宝塚記念→天皇賞秋のローテはブエナビスタと同じ。成績も似ている。
しかも昨年の優勝馬。東京コースは3戦してオークス1着、ジャパンカップ1着、天皇賞秋2着
ジェンティルドンナが連対を外すことはなさそうです。
前走がG1でなく連対した馬は、スクリーンヒーロー(G2アルゼンチン共和国杯1着)とタップダンスシチー(G2京都大賞典1着)の2頭で両馬ともにG2を勝って来ている。
前走G2なら1着が絶対条件。ゴールドシップは京都大賞典を勝てないどころか5着敗退。
同じ黄金配合(ステイゴールド×メジロマックイーン)のオルフェーヴルがダービー1着だがジャパンカップは2着止まり。
ダービー5着だったゴールドシップにオルフェーヴル以上の期待はかけにくい。
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