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2015/03/07 19:17
【弥生賞】無敗馬対決がテーマではない。
【G2弥生賞】
11頭立てと少頭数ですが、重賞勝ち馬が7頭もいるハイレベルなメンバー構成。
勝ち馬はディープインパクト、アドマイヤムーン、ロジユニヴァース、ヴィクトワールピサと
G1馬を輩出して来た伝統のG2です。
昨年の勝ち馬トゥザワールドはクラシックは皐月賞2着止まりでしたが、有馬記念ではジャスタウェイ、ゴールドシップ、エピファネイアに先着しジェンティルドンナの2着に好走しました。
2着馬はダービー馬になるワンアンドオンリー。
少なくとも今後G1で勝ち負け出来るような馬でなければ連対は出来ないでしょう。
攻略本「JRA全重賞完全データ攻略2015」にも書きましたが、昨年末からホープフルSがG2に昇格して、ホープフルS→弥生賞→皐月賞と全て同舞台(中山2000m)で開催されることになり、中山クラシック王道路線が確立しました。
コーナーを4つ回る中山2000mは先行が圧倒的に有利です。
ホープフルSを先行3番手から楽に抜け出し、1馬身1/4差で楽勝した2戦2勝のシャイニングレイが本命。
血統的にも父ディープインパクトからは瞬発力を、母父クロフネからはパワーとスピードの持続力を受け継いでおり、母の全弟ブラックシェルは弥生賞2着、NHKマイルC2着、ダービー2着と春クラシックで実績を残しています。
また昨年は外枠同士で決まりましたが、それ以外は馬番1〜4番が馬券になっている(3着以内率が42.5%)完全に内枠有利のレース。シャイニングレイは3番の絶好枠。
死角はないでしょう。
馬番1に入ったベルラップが対抗。
父ハーツクライは有馬記念でディープインパクトを初めて負かした馬、母父シンボリクリスエスは有馬記念を2連覇している生粋の中山G1血統。
中山は初コースですがG3京都2歳Sを3番手追走、先行馬を交わし後続の追い込み勢をクビ差抑え込んだ勝負根性は特筆モノ。
社台のクラブ「サンデーR」で当歳時から期待されていた素質馬です。
2戦2勝のサトノクラウンは、G3東スポ杯を33秒8の最速上がりで鋭く差し切ったキレ者ですが不安要素が多い馬です。
まず追い込み脚質なのが問題。直線の短い中山で届くのか?
血統的にもサンデーの血が一滴も入っていないのでサンデー系が圧倒的に強い現在のクラシック路線で力を発揮出来るのか?
かなり疑問です。買うなら3連単の3着付けで。
G3札幌2歳Sを後方一気で豪快に差し切ったブライトエンブレムの母ブラックエンブレムは秋華賞馬。ネオユニヴァース産駒はロジユニヴァース、ヴィクトワールピサと2年連続で勝ち馬を輩出しているので、G1朝日杯FS7着敗退だけで見限るのは早計。
巻き返す能力はありますが唯一の不安はサトノクラウンと同じく追い込み脚質という点です。
新設重賞のいちょうSを勝ち、G1朝日杯FS3着のクラリティスカイはクロフネ×スペシャルウィークでシャイニングレイとは逆の同系統配合なので適性バッチリ。
中山初コースと少し外枠なのが若干の不安要素ですが乗り越えてくれることに期待します。
本来ならもう少し重い印を付ける予定のコメートは大外に入ったのが痛い…。
嘉藤騎手が巧く先行出来ればいいのですが。
ハービンジャー産駒トーセンバジルは叔父が天皇賞馬トーセンジョーダンで中山2000mの500万特別・葉牡丹賞を2分00秒8の好タイム勝ち(出走馬中で最速時計)ですが叔父と同じで本格化はまだ先でしょう。馬券は3着付けと枠連でフォロー。
爆アナはG2デイリー杯2歳Sでアッシュゴールド(オルフェーヴルの全弟)、
アルマワイオリ(朝日杯FS2着)、ナヴィオンを破っているブラックタイド×キンカメのダガノエスプレッソ。馬番2番はかなり有利です。
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◎3シャイニングレイ
○1ベルラップ
▲9クラリティスカイ
注5ブライトエンブレム
爆2タガノエスプレッソ
△11コメート
△4サトノクラウン
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