【大阪杯】キズナが期待に応えて勝つ！（１）

メイショウサムソン、ダイワスカーレット、ドリームジャーニー、オルフェーヴルが勝ち馬に名を並べる格式の高いG2の大阪杯。

今年は特にG1馬が14頭中6頭出走する豪華版です。
しかしながらラキシスとショウナンパンドラは牝馬限定G1。ロゴタイプが勝った皐月賞はもう2年前で、カレンブラックヒルのNHKマイルは3年も前のこと。
実質的な現役一流G1馬はダービー馬キズナと天皇賞馬スピルバーグだけです。

キズナは昨年の勝ち馬。
ユタカさんも「勝たないといけない馬、期待に応えないといけない馬」と言い切っています。
前走の京都記念は3着でしたが、骨折での9ヶ月半ぶりでプラス22キロの馬体重で33秒3の最速上がりでクビ差3着ならここでの上積みは十分でしょう。

血統的にはサンデー系×ND系が圧倒的で現在7年連続連対中という強さ。
特に母父ストームキャットとの配合の相性が良く、昨年の勝ち馬キズナ、12年の勝ち馬で13年は2着（1着がオルフェーヴルなので相手が強すぎた）のショウナンマイティと3年連続連対中です。

ディープ×ストームキャットでキズナと同じ配合のラキシスはG1は牝馬限定のエリ女杯しか勝っていませんが、エリ女でその後、中山記念を勝つヌーヴォレコルト（2着はロゴタイプ）を負かしており、さらに超強豪揃いの有馬記念で0秒2差6着と牡馬の一線級と差のない競馬をしています。鞍上はTwitter騒動で騎乗停止をくらいココが初重賞のクリストフ・ルメール。
相当期待出来るのではないでしょうか。

スピルバーグは現在6戦連続3着以内と堅実な上に、咋秋は天皇賞秋1着→ジャパンカップ3着といきなりブレイクしましたが、目標は6月の英G1プリンスオブウェールズS。藤沢先生はここは完璧には仕上げて来ないと見ます。

データ面からは、前走・中山記念組が【３・２・１・６】と好相性。
2着ロゴタイプはもちろん、6着タガノグランパも3連単の3着付けにはオサエます。
チャレンジC2着→中山金杯3着→中日新聞杯2着と重賞で3戦連続馬券圏内のデウスウルトは阪神【１・４・０・３】なのでやはり3着付けで。

過去10年で1番人気は【５・２・２・１】
馬券圏外に落ちたのはG1実績も菊花賞3着だけで、重馬場が苦手だった06年のローゼンクロイツのみ。

フランスのタフなロンシャンの重馬場でG2ニエル賞を勝ったキズナなら1番人気に応えてくれるでしょう。

馬券的には…