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2013/04/26 12:46

騎手心理から天皇賞を考える

アンカツさんがブエナビスタに騎乗して3着に敗れたエリザベス女王杯(クィーンスプマンテ1着)のレース後談話時にこんな事を話してました。

「向正面にて前方でクィーンスプマンテとテイエムプリキュアが一緒に逃げているのが見えた。3コーナーの坂で2頭が視界から消え坂の頂上で2頭を視界に捉えた時は2頭は坂を下り遥か前方にいたのでこれは逃げ切られると思い慌ててスパートしたが間に合わなかった」

思い出せば昨年の天皇賞もビートブラックとゴールデンハインドがはた目には競ってる様に逃げてましたし古い話だと92年有馬記念ではメジロパーマーとダイタクヘリオスが競るように先行しメジロパーマーが逃げ切りました。

アンカツさんの話は2つヒントがあって1つは長距離における騎手心理。もう1つは京都競馬場3コーナー坂での先行馬が一瞬視界から消え先行馬を捉えるタイミングを逸してしまう事。

やはり長丁場ですからスタミナ切れだけは避けたい、そういう騎手心理が表れている談話だったと思います。

焦ってはいけない、しかしビビってもいけない。京都外回りコースでの鉄則だと思う。


今回のゴールドシップ・内田騎手はどうでしょう?少なくともスタミナを温存し他馬より速い脚を使うタイプではありません。直線でのスピード勝負には未練はないのですから強気に惜しげもなく坂の上りで仕掛け、頂上で先行馬を捉える。あとはゆっくり坂を下りもう一段上のギアを入れて本当のスパートを入れる。後半800mのラップは全て11秒台になりそうだから日経賞で有馬記念とさほど変わらないレースタイムで後半12.0-11.6-11.7-11.7の流れを先行して好走した事によりフェノーメノとカポーティスターも今回、強気になる事ができる。

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