62件のひとこと日記があります。
2013/06/01 22:46
安田記念展望
◎グランプリボス
〇グロリアスデイズ
▲サダムパテック
△ロードカナロア
△ダークシャドウ
△ショウナンマイティ
先手を取りたい多数、馬場状態にもよるが1分31秒後半〜32秒前半の決着になりそう。今のトップクラスの馬ならばNHKマイルやヴィクトリアマイルを見てもわかるように1分32秒台ならば優に出せてしまう。
マイル戦で雌雄を決するのであれば1分31秒台だが天気予報を見ても微妙な情勢。スペシャリストを取るか底力で上回る中距離組みを取るか、頭を悩ませる。
◎グランプリボスの父サクラバクシンオーから遡るテスコボーイ系は卓越したスピード馬を多く排出しその代表産駒は総じて骨太の大型馬、持ち前のスピードと気の強さでデビュー戦より勝ち上がるも気性の難しさとこの血統特有の腰の甘さで伸び悩む。
矢作師も何度もスプリント路線への参戦を考えた様だが一度スプリント路線に足を踏み入れれば二度とマイル戦では勝てなくなると思い踏みとどまったという。かつての管理馬スーパーホーネットを代表するように矢作師のマイルへの思い入れは強い。
テスコボーイ系は手間が掛かるが腰の甘さが解消されてからが本領発揮。尚且つスピードにパワーが備わる。サクラユタカオーからサクラバクシンオー、ショウナンカンプの親子。安田記念でいうとグラスワンダーを破ったエアジハード、その子ショウワモダンの親子。日本で初めて1分31秒台をマークしたリワードニンファ(母父トウショウボーイ)
テスコボーイ系はスピード能力とパワー能力に事欠かない。
安田記念の勝ち馬を見ても馬体重500キロを越える馬が有利。ここはマイルのスペシャリストの能力に期待したい。
相手はグロリアスデイズ。昨年も良馬場希望で来日した様にスピードでは負けない自負がある。昨年は外枠で馬が戸惑ったがその後、対策の為のブリンカーをつけ始め馬が一変。今年は安田記念を目標に馬を調整してきた。希望の内枠。評価は見直したほうがいい。
▲サダムパテックは武騎手が乗るようになってから折り合いがつくようになってきた。
△ロードカナロアはスプリンターにしては折り合いがつくタイプ。走法もスプリンター特有のピッチ走法ではないのでマイルでも問題ないだろう。後は乗り方次第。
他の候補はレースでの流れ次第だがマイルのスペシャリストを負かす大逆転までは無いとみる。