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2014/04/14 08:17
桜花賞回顧
1200mの通過タイムは1.08.4秒。これは前日の阪神牝馬S(1.08.7秒)より速い。
スプリント戦の競馬をした馬とマイル戦の競馬をした馬が交わったのがようやくのラスト100mから。
逃げたフクノドリーム以外はどの馬もマイペースを貫いていたから4コーナーを回る時は余力充分。
レッドリヴェール 33.4秒
ヌーヴォレコルト 33.8秒
ホウライアキコ 34.1秒
レーヴデトワール 33.9秒
入着した中で一番前にいたホウライアキコだけが34秒台だがあとは33秒台の脚で伸びている。
伸びているはずの馬を大外から抜き去ったハープスターの32.9秒という末脚は切れが上回ったというより底力で相手を上回った。
今回に限らず今後の展望に向けて大いに価値がある(欧州は日本以上に末脚を溜める事に長けている馬ばかり)
ハープスターの前半800mは目視によるとチューリップ賞より1秒速い48秒台。後半はチューリップ賞と同じ45.3秒ぐらいだろうから「リズムを守りたかった」とする川田騎手のペース配分は間違っていなかった。
溜めれば切れが増し、長くいい脚を使うハープスターにとって2000mや2400mの方が遥かに持ち味は生きるだろう。
前述した様に2着から5着馬も下を向く内容ではなかったからオークスも高いレベルの一戦になりそうに思える。