62件のひとこと日記があります。
2014/05/04 13:27
春の天皇賞展望
◎ゴールドシップ
○キズナ
▲アドマイヤラクティ
△レッドカドー
△ウインバリアシオン
阪神大賞典は前半1000m63秒台。最近の菊花賞や春の天皇賞の前半1000mは60秒を切る事も珍しくはない。周りが思うよりはゴールドシップは先行せず中段あたりで競馬をしてキズナはゴールドシップをマークする様に後方から。
位置取りを気にするあまり脚を使っては元も子もない。最初のホームストレッチでペースと位置取りをターフビジョンで横目で確認しながら本当の春の天皇賞が始まるのは1コーナーに入ってから。ここから各騎手の駆け引きが始まる。
玉砕的に逃げる馬がいれば別だが今年は各騎手がペースの基準とする武騎手が後方から睨みを効かせる展開。ならばペースを上げる騎手はおらず中盤1000mは各馬脚を溜める展開になる。
ゴールドシップは昨年、バックストレッチにて差を詰める為に脚を使ってしまい結局、スパートが600mも800mも早くなってしまった。こうなれば従来の位置からロングスパートが仕掛けられる。上がり600mの勝負では断然キズナ。しかし上がり1000mではそれほど差はないはず。
ゴールドシップが差を詰めにかかった1000m〜2000mは推定58秒台。良馬場でも発揮できるスピード能力はある。有馬記念でのムーア騎手が「(パワーのいる)こういう馬場は合わない」と言っている様に基本的に良馬場はトビの大きい走法はプラスに働く。但し瞬発力には欠ける。後は仕掛けるタイミング。
ステイヤー型のゴールドシップのスパートは2段構え。最初のスパートで坂をくだり直線に向いてキズナが差を詰めた時にもう1つギアをあげスパートをかける。キズナは2400m型の一度エンジンに点火すれば瞬時にトップスピードになりゴールまで一直線の一段型のスパートタイプ。ラスト400mから100mまで凌ぎきればラスト100m脚色が一緒になり可能性大。
長距離とチャンピオンディスタンスを得意とする馬のスパートの質の違いが最後の100mで明暗を分けるとみた。
アドマイヤラクティ、レッドカドー、ウインバリアシオンが3着争いの抑え。