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2014/06/01 09:01
東京優駿(日本ダービー)展望
◎レッドリヴェール
○イスラボニータ
△ハギノハイブリッド
△トゥザワールド
△ワンアンドオンリー
△マイネルフロスト
来週から新馬戦が始まる。ダービー予想は勝ち馬は勿論、1年間に渡るクラシック戦線を総括する場所でもある。そう踏まえて予想した。
ヌーヴォレコルト以外、ハープスターもレッドリヴェールもイスラボニータも夏にデビューしている。レッドリヴェールやイスラボニータはダービー直後の新馬戦でデビューしている。
仕上がり早いとされる牝馬は別にして力のある牡馬が成長してくるとされる秋口以降、様々な馬がデビューしてきたが結局、皐月賞は6月デビューのイスラボニータ。昨年暮れまでは現3歳牡馬は牝馬よりも弱いという評価が流れたが実はイスラボニータ以外、秋にデビューさせたものの成長力に欠いている、もしくは成長期に達していない可能性がある。
…という見方もできる。満を持してデビューさせた弥生賞勝ち馬、トゥザワールドも皐月賞では坂で伸びを欠いて共同通信杯以来のイスラボニータに差し切られた。ハイペースではなかったから展開云々、相手云々というより完成度という自分に能力に対して負けたと見える。これは着差以上の完敗である。
基本的にはクラシック戦線は完成度の高さがものを言う。イスラボニータの様にスピード能力が高く完成度の高い馬が順調に春夏秋冬、1年間使ってきたらダービーの時点では敵わない。1年間、安定した走りを見せてきたイスラボニータの体力、精神力はこの暑さでもへこたれないだろう。そういう点でも強みもある。
そのイスラボニータの完成度、スピード能力と互角に渡り合えるのが◎レッドリヴェールではないか。確かに2400mは未知の領域だが伸び悩んでいる牡馬陣の能力よりはレッドリヴェールのスピードの方が遥かに信用できる。要は折り合い次第。
イスラボニータより評価を上にしたのは折り合いの面だけ。イスラボニータは皐月賞の様に前に馬をおけば折り合えるが外枠に入った事で少しレースがしづらくなった。その点、レッドリヴェールは折り合いに全く不安はない。中間の調教量もデビュー以来最高。重心が低く腹回りがどっしりしているタイプだから牡馬相手で当たり負け、パワー負けしないはず。
対向1番手はハギノハイブリッド。以下トゥザワールド、ワンアンドオンリー。ヨーイドンになった時のマイネルフロストの瞬発力にも注意したい。