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2014/09/16 22:03
凱旋門賞と欧州競馬 その1
いよいよ凱旋門賞が近づいてきました。凱旋門賞の話題になると必ず出てくるのが斤量の話。なぜ3歳馬に有利なのか。自分なりに推理してみました。
まず根本的に日本と違うのは開催期間です。日本は1年中ですが欧州は春〜秋にかけての開催です。すなわち短い期間に多くのレースを使う必要があります。ですから長い時間をかけて成長していく馬よりは短時間で成長していく馬の方が重宝され、それらの馬が繁殖として牧場に帰る訳ですから自ずとその子供も成長の早い子供が産まれる訳です。
それと欧州競馬の馬主は何より昔から名誉を重んじます。古馬のG1よりは断然クラシックレースです。イギリスの馬主には多くの著名人が多くその中でもサッカー関係者が多いのも特徴。最近ではオーウェン、少し前だとマンチェスターのファーガソン元監督が共同馬主でロックオブジブラルタルを所有してました。
そう、「富」を得た者が次に欲しがるのは「名声」なのです。欧州競馬の歴史はお金持ちのステータスの歴史でもあるのです。
〜その2に続く