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2014/09/16 22:24

凱旋門賞と欧州競馬 その2

話を戻しますがでは何故3歳馬の方が斤量が有利なのかというとそれは近代競馬がスピード優先になってきたからではないかと考えます。順を追って説明しますと…

1.以前は3歳馬と古馬では古馬の方が強いとされていた。その為、混合レースでは3歳馬の斤量を軽くして3歳馬にもレースが出やすい様にしていた。

2.ところが仕上がりの早い馬がどんどん増え、やがて繁殖に上がる様になり更にスピード優先の仕上がりの早い馬が活躍する様になっていった。

3.やがて3歳同士のクラシックレースはスピードによって優劣がつけられ名誉を重んじる欧州競馬のオーナーはこぞって仕上がりの早い血統を好む様になる。

4.仕上がりの早い馬は古馬になって伸び悩み新しい3歳馬に打ち負かされる。オーナーは成績の良い内に引退させ繁殖に上げる事によって富も名誉も得る。しかし斤量のルールは昔のままだから今の3歳馬の成長レベルに見合っていない。

…その3に続く

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