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2014/09/16 22:43
凱旋門賞と欧州競馬 その3
欧州競馬の血統は大きく分けて…
サドラーズウェルズ、ダンジグ、ミスタープロスペクター、だいたいこの3系統に分ける事ができます。いずれも2000mを越える距離で勝った馬はいません。これらの馬が古くからのスタミナ血統を追いやったのです。
そして凱旋門賞だけに絞って考えてみるとキングジョージとの兼ね合いも考えられます。キングジョージの3歳馬の斤量は牡馬55kg、牝馬53.5kgですから凱旋門賞だけ極端に重たくすれば強い3歳馬が凱旋門賞を回避する可能性もあるわけで、それぞれ1kg増の56kg、54.5kgに落ち着いてる可能性もあります。そうする事で下半期のチャンピオン決定戦は凱旋門賞、という面目が保たれる訳です。
いずれにせよすでに決められたルールであるわけですし日本の馬は欧州勢よりは古馬になってからの成長力もあると思います。一概に不利とは言えないはずです。それに有り余る経験やキャリアは3歳馬にはない武器のはずです。ゴールドシップやジャスタウェイには頑張ってもらいたいですし当然、ハープスターにも期待したいですね。