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2014/10/04 08:44
凱旋門賞2014を考察する
まず始めに日本馬3頭全てに勝ってもらいたいという気持ちの上で凱旋門賞を考察してみます。私は日本馬の中ではジャスタウェイが一番その資格があると思います。
なぜジャスタウェイなのか?
それは瞬時の爆発力です。
そもそも長い距離を走るスタミナと重い馬場を走る為のスタミナは意味合いが違う。後者はスタミナではなくパワー。重い馬場から脚を引き抜く際の瞬間的なパワーは無酸素運動による乳酸によってもたらされるので個人的にはこれはスプリント能力に近いと思う。日本でいうマイラーに近いタイプの方が欧州馬場に合うと考えます。
日本の中長距離はロングスパートを基調とした追い合戦の競馬内容になるがロングスパートを得意とする馬はトビが大きいタイプが多い。トビが大きい走りは日本の軽い馬場では有効だが欧州の馬場には合わない。
ジャスタウェイが有利だと思うのはそういう点から。瞬時にトップスピードを出せるという事はその前に無駄な動きをしなくて済むという事。エンジンの回転を徐々に上げていくロングスパートが欧州では急激にスタミナを奪いいわゆる「無駄な動き」に繋がる可能性がある。
ハープスターやゴールドシップは日本の様な戦法ではなく全く違う側面からのレースへのアプローチが必要かもしれない。
個人的に見て日本の馬で一番欧州馬場にアジャストしていたのはエルコンドルパサー、オルフェーヴル、タイキシャトルだと思うがそれらは1600mでの重賞連対実績があった。これらの事も私の考えを後押しする一因となっている事を付け加えさせていただきます。
…では日本馬の勝利を祈って!!