競輪
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2014/12/26 18:38
1977年 有馬記念 �� ターニングポイント 77年宝塚記念
1977年有馬記念を語る時絶対に忘れてはいけないのが6月の宝塚記念である。
人は人生に於いてターニングポイントとなる時があるが、テンポイント・トウショウボーイのターニングポイントは正にこの宝塚記念だった。
76年有馬でトウショウボーイに敗れてから年明け順調な調整でテンポイントは京都記念・鳴尾記念・天皇賞（春）と三連勝を飾る。二着とはクビ・クビ・3/4馬身と着差は大きくないがそれは横綱相撲だった。そして好調のまま宝塚記念にコマを進める。
一方、トウショウボーイは76年有馬後、前足不安から宝塚記念が半年ぶりの出走となった。
トウショウボーイ陣営は『本調子ではない』と吹きまくり、新聞もテンポイント優勢と大きく報じていた。
私は�Г乃�した通り『騙される奴がアホなんや！』、『武邦の騎乗は〜』を聞いたものとして決して本調子でないことはないと思っていた。
宝塚記念はネットで『トウショウボーイが押し出される形で先頭に立った』と書いてあるがそうではない！
武邦彦はトウショウボーイにとって一番良い選択肢、逃げ・先行策をとったと思う。
前半スローで乗り切り、後半1000を57秒台（上がり３ハロン34.5秒）でテンポイント以下を下した。
絶好調で負けたテンポイント陣営の衝撃は大きかったと思う。
そして陣営は大きな決断をすることになる。
1977年有馬記念が競馬史に残る名勝負の伏線はこんな歴史で生まれた。
- テンポイント
- トウショウボーイ
