競輪
334件のひとこと日記があります。
2014/12/27 09:26
1977年 有馬記念 �� 【競馬史上最高のレース】 その１
このレースを語るといつも涙が溢れてくるので、文章がちゃらんぽらんは容赦して欲しい。
77年有馬記念は８頭の少数立てだった。（77年宝塚記念は六頭６頭立て）
この日記を読まれた方はお判りのようにトウショウボーイの武邦彦の騎乗は宝塚記念を頭の中に入れて、騎乗したものと思う。（有力馬少数頭の時は先行・マイペースの逃げ）
グリーングラスの嶋田功は前走の競り合いで共倒れになったことを念頭に、どこでトウショウボーイに迫るかのタイミングを考えていたと思われる。（向こう正面で三番手）
スピリットスワプスの中野は先行できると思っていたのかもしれない。
（スタート一完歩目でレベルの違いから彼らの邪魔はせず、スピリットスワプスの最高のパフォーマンスでこの勝負に参加した。）
プレストウコウの郷原は四コーナー過ぎで勝負に出るつもりだったと思う。
（しごいてもしごいても直線で前を行く三頭をどんな思いで見ていただろう）
シンストームの横山はそのレベルの違いに有馬を回避した他の有力馬の事を考えていたかもしれない。（決して当時弱い馬ではなかったが…）
トウフクセダン・メグロモガミの騎手は万が一に賭け、追走していた。
（努力する姿は美しかったと思うが、レース中二頭を除き目には入らなかった。）
テンポイントの鹿戸はどうしてもテンポイントをトウショウボーイに勝たせてやりたい一心で燃えていたに違いない。
（テンポイントはスタートで出遅れたことは一度もない。素直な心でゲートが開いたら真っ先に出る。は見てて気持ちが良かった。）
『カシャ』とゲートが開いた音が聞こえた気がした。
全馬きれいなスタートを切った。
伝説のレースが始まった。
- トウショウボーイ
- グリーングラス
- スピリットスワプス
- プレストウコウ
- シンストーム
- トウフクセダン
- メグロモガミ
- テンポイント
