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2013/05/27 13:48
スピード血統が不可欠な日本競馬。(BMS:StormCat旋風)
メモリアルダービーが終わり、来週からは2歳戦が始まる。
ここまでの今年のG1を見てみると、いかにアメリカ競馬のスピードが日本競馬に影響を与えているか、実感する。
それは、BMS Storm Cat(以下ストームキャット)の存在。
高松宮記念=ロードカナロア 桜花賞=アユサン 東京優駿=キズナ いずれも母父がストームキャットである。
今週の安田記念にも母父:ストームキャットの有力馬が2頭 ロードカナロア&ショウナンマイティが出走予定。
ディープインパクトとの配合でクラシック2勝・・・明らかなニックス配合のだろうが、ショウナンも好走して点を鑑みればSSとのニックスもあるのだろう。
キズナがダービーを制して、短距離だけのイメージは払拭されたかもしれないが、やはり短距離〜マイルがベストである事は間違いない。
血統には、血統表の父方に入った方が良い種牡馬 母方に入った方が良い種牡馬 両方大丈夫な種牡馬 両方ダメな種牡馬がいる。
米国のリーディング 欧州リーディング 豪州リーディングの産駒が必ずしも日本競馬で走るとは限らない。
サドラーズウェルズがその代表例だが、ストームキャットも当時、日本競馬で産駒が活躍する事は少なかった。
ストームキャットはBMSに入って活躍馬を数多く輩出している点から、母方に入って活躍する種牡馬と言えるだろう。
当然、SS系とのニックスとも言えるが、それだけではない理由もあると考える。
ストームキャットの血統を支える偉大な種牡馬たち
・ストームバード(ノーザンダンサー直仔)
・セクレタリアト(アメリカ競馬最強馬とも言われた、三冠馬 BMSとしてストームキャット、エーピーインディ、サマースコール、ゴーンウエスト、セクレト、チーフズクラウン)
・クリムゾンサタン(ダイワスカーレットの母 スカーレットブーケのBMS)
上記よりストームキャットの血統は、母方に入って活かされやすい種牡馬で形成されている点から、ストームキャット自身も母方に入って活躍する種牡馬と言えるかもしれない。
今年のG1戦線 BMS ストームキャット産駒に今後も大注目です。