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2015/08/14 20:36
第7回『アラバスター』
アラバスター
父ハービンジャー
母レーヴディソール
母父アグネスタキオン
生産者 ノーザンファーム
調教師(西)松田博資
母は、圧倒的な強さで3戦無敗の2歳女王に輝いたレーヴディソール。
クラシック目前の骨折さえなければ、同世代のオルフェーヴルと並ぶ三冠達成が濃厚だったでしょう。
本馬はその母の待望の初仔で、父は勝負の2世代目を迎えたハービンジャーです。
ノーザンダンサーの血が濃厚なハービンジャーの配合相手として、
母のように5代内にノーザンダンサーが入らない血統は歓迎されそうです。
実際に初年度産駒で、母がノーザンダンサーのクロスを持つ馬は概ね期待を裏切っています。
(その中では、あのロカがPOG期間内の獲得賞金最多でした。)
ハービンジャー×アグネスタキオンの組み合わせは、スティーグリッツが出ており、
この馬は骨折さえなければベルーフと共に最前線を張れた可能性もありましたし、
ゆくゆくは重賞でも活躍できるでしょう。
(アグネスタキオンは血統内に主張の強いノーザンダンサーやミスプロ血脈を持たないことから、
母父としての働きはサンデーサイレンスそのものに近いのでしょう。
ダイワウィズミーの欄で、孫の代でダート適性が強くなると書きましたが、
父ハービンジャーがこれまで完全に芝向きの色を出していますから、
本馬は芝で活躍すると思います。)
また、そのベルーフも肝心のダービーを前にリタイアしてしまったことから、
レーヴディソールのようにノーザンダンサーの血が薄い牝馬は体質面からも好感です。
ハービンジャー、レーヴディソール、アグネスタキオン、と並べてみると心配にはなりますが、
スパルタの松田博資厩舎で夏デビューを果たすのですから、
順調であることには間違いないでしょうし、体質もしっかりしているのでしょう。
母の2歳時の活躍ぶりや、管理する松田博資師の年明けの定年退職を考えると、
暮れの阪神を狙っての使い出しだと予想されます。
今週末に迫ったデビュー戦、日曜札幌5Rは評判馬揃いの非常に注目度が高い一戦です。
両親から受け継いだ、とてつもない爆発力をいきなり見せてくれると期待します。
・結論
私はまず、芦毛ってだけでスルーです。
芦毛はツヤがなくて嫌いなんでPOGでは絶対に指名しません。
まあそれは置いておいても、ドラフトシーズンでは血統が血統だけに恐ろしくて指名できません。
ただ、この血統で夏デビューを果たしたということは非常に大きいし、評価に値するでしょう。
マツパク厩舎は調教スタイルが独特と言われるので、転厩によるリスクが大きいですが、
この馬は2歳時が勝負になりそうな気もするので(来春にはリタイアしてる可能性踏まえ)、
逆に転厩を気にしないで狙う手もあるかも知れませんね。
芦毛じゃなければ私も直前指名なら行くと思います。
芦毛嫌いじゃなければ結構おすすめです。
次回は、レーヴディソールの弟、レーヴァテイン。
ではでは。
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ワイドボックスさん
あいつが板に湧いてくると地雷臭たちこめるからテンション下がる。笑
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山田太郎(仮)さん
もはやこの馬がクラシック馬になる事しか想像できない!(トシダムス風)
なんだかんだ言って勝つのは、ディープ、ノーザンですから!(笑)
そうなんだよ、ただ上の兄ちゃん、姉ちゃんが活躍した兄弟を指名したらこうなった。
ほとんどトシダムス○が付いてきて(笑) -
ワイドボックスさん
おはようございます(^^)/
レーヴディソールの強さはまさしく圧倒的でしたから、
故障さえなければと悔やまれます。
同世代のホエールがその後、息の長い活躍を見せてくれましたね。
アラバスター、無事にクラシックへたどり着いて欲しいです(*^^*) -
こんばんは(^o^)
諸事情と、元来の散漫さで、なかなか競馬を長く続けられない私の心を掴んだ馬の一頭が、
レーヴディソールです♪
彼女と共に暫く競馬を辞めてしまいました‥。
アラバスター
期待しています♪