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2014/03/04 20:56
2014クラシック展望(牝馬)PART6
予告通り、ここまでで触れていない中から注目している馬を。
まずは桜花賞の注目馬ですが、阪神JFと同じ舞台で上位3頭を崩すのは非常に厳しいと思いますが、あえて可能性があるのはやはり阪神JF組でしょうか。その中でも昨年のアユサンと同じように2歳時に重賞で好走している関東馬、クリスマス、マーブルカテドラルの巻き返しの線は侮れないです。あと神JFには出走していませんが、アユサンと同厩でアルテミスS2着と共通点のあるパシフィックギャルも一応。
あくまで主観ですが、特にマーブルカテドラルは牡馬の東の大将格イスラボニータに近いイメージです。共通しているのは社台レースホースが東に送り込んだ影の刺客的な、手頃で若干地味な血統でありながら実は完成度、期待度が高い、東日本の会員への広告塔のような役割を担っているように思わせるところです。本当に主観ですが。
早期の東京デビュー、新潟2歳S、東京重賞という使われ方は非常にそれっぽいです。またイスラボニータの蛯名騎手同様に、マーブルカテドラルも田辺騎手と言う関東の上位騎手をデビューから乗せ続けているのも好感です。どちらの騎手も今年はブレイクしそうでまさに旬な感じです。しかもこちらは同生産者の父ダイワメジャーと同じ上原厩舎というのも期待の表れのように感じます。
父ダイワメジャーなのでまずは桜花賞で全力投球ではないかと思われますし、末脚が堅実そうで鞍上も基本とりあえず外に出すタイプなので、阪神マイルなら勝ちきれなくても毎回そこそこの着順には来そうです。展開が向けばもしかしたら、と言うことで挙げてみました。
次にオークスで注目したい馬ですが、関西のディープインパクト産駒の良血馬、プリモンディアルとヤマノフェアリーです。
前者は先日、武豊騎手とのコンビで新馬戦を勝ったばかりですが、近親にフサイチコンコルドがいて、一気に世代の中心に躍り出してもおかしくないような血統背景があり、個人的にはかなり注目しています。
後者はデニムアンドルビーの全妹という血統や前走で東京戦をダブル登録したりと、いかにも陣営がオークスを狙っているような雰囲気があり、超長距離輸送で減った馬体を立て直してフィリーズレビューまで勝つようなことがあれば、オークスで上位に割って入る可能性も充分と見ています。
その場合、桜花賞では危険な人気馬になりそうなので注意してください。
すみません、また長くなりましたので切ります。次回こそ最終回です。