僕がゴルシを切った理由。(春天途中予想)

って言うか、切るつもりなんだけど。

まずは、どうして近年の春天がこんなに荒れるのか、そこからです。
その最大の原因は、阪神大賞典で好走した馬が本番で余りにも不甲斐ないからではないでしょうか。普通に考えたら同じ距離のステップレースで強かった馬から買いたくなるものですし、古くから王道的なイメージが強いレースですから、日経賞組や大阪杯組より人気になりやすいです。でも実際は意外なほど直結していません。
阪神大賞典は長距離を走って最後に急坂があるので、スタミナに加えてかなりのパワーが要求されるのでしょう。対して、本番は直線が平坦で芝も軽い京都に舞台が変わるので、多少スタミナ不足でも中距離で好時計を出せるようなスピードを持った馬が意外と好走します。
そのギャップこそが荒れる天皇賞(春)の正体なのです！
阪神のコース改修でこのギャップが大きくなったというのも、１番人気が連敗していることに影響しているかも知れませんね。
そもそもこのレース、阪神大賞典に限らず、主要ステップの３レース全てが阪神、中山という、本番の京都とは求められる適性が全く異なる舞台で行われるという時点で、読みづらいし当てづらいんですよね。

と、言うことで･･･本年の阪神大賞典勝ち馬で、本番でも上位人気必至なゴールドシップは切ります！


ちなみに雰囲気は非常に良さそうで、昨年以上のデキと言う声もあります。
先行して止まらせないタイプのウィリアムズとのコンビは面白そうです。

３着ならあるのでは？と言う迷いもありましたが、今日それも消えました。
発表された枠番が、残念ながらほぼ真ん中の４枠８番です。
ブリンカー着けて調子を上げるような馬は、内か外の極端な枠の方が集中して走れて良いのです。前走も前々走も枠に助けられて好走した可能性は否定できません。
今年は昨年のようなダントツ人気ではありませんが、危険な一頭には変わりないでしょう。
来たら来たでごめんなさいです。笑


で、今のところの予想ですが、本命はキズナ。
ロンシャン2400で好走しているので距離は問題ないでしょう。ディープインパクト産駒らしく京都外回りもパーフェクトなので馬場も合っています。陣営としては、仮に条件が厳しくてもこんなところで負けられないという感じではないでしょうか。
嫌なデータやジンクスもありますし、前残りで差して届かずということも考えられるので、アタマ固定は迷われるところですが、３着以内には来ると思います。

対抗は昨年の覇者、フェノーメノ。
特殊な条件で行われるレースなだけあってリピーター性が高いですので、ある程度の調子で臨めればこちらも３着以内なら十分狙えるはずです。叩いてかなり良くなっているようなので期待できそうです。

この２頭の馬連か、穴馬への２頭軸の３連複か、３連単マルチで行けそうです。
ウインバリアシオンは恐らく中山適性が高いタイプで今の京都ならスタミナもパワーも余剰な気がします。たぶん切ります。あと乗り替わりが痛いです。せめて和田や池添のような、京都外回りに慣れていて思い切りのいい騎手なら買えましたが、外国人では人気になるだけに手を出しづらいです。

穴候補は、スピード、先行力があって、前走の直線の急坂でタレた馬です。スタミナ不足と思われ人気を落としますが、直線平坦な本番では早め先頭で止まらないなんてことが十分にありえます。いわゆる、ビートブラック現象というやつです。(今つけたんだけど。)
該当しそうな中でも、菊花賞好走や京都実績が忘れられたら美味しいのはサトノノブレス、ラストインパクト、アドマイヤフライトあたりでしょうか。
ヒットザターゲットもかなり狙い目でしたが、苦手な外枠を引いてしまったので悩んでます。

あとは３着だった昨年と同じステップのレッドカドーも不気味ですね･･･一応押さえたくなります。戦績は落ちてるけど、陣営によると調子は去年より断然良いんだとか。ほんまかいな。笑

今のところこんな感じです。