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2014/06/29 00:59
注目の新馬戦!
最近2歳馬ネタの日記はコメント、メッセージなどの反響が大きいのでちょこちょこ書こうと思います。
で、阪神5R新馬戦について。
この開催の阪神1800と言えば、ダービー馬のエイシンフラッシュが登場したり、古いけど後のG1馬3頭アーネストリー、トールポピー、キャプテントゥーレの激突があったり、早い時期から期待馬が使われることが多いです。
今年も将来性のありそうな馬が数頭いますが、人気の中心はノースヒルズ代表のティルナノーグと、ノーザンF代表のトーセンバジルの2頭ですかね。
前者はダービー2連覇中のノースヒルズグループ、武豊騎乗のディープインパクト産駒ということで、こちらが1番人気でしょうかね。
そして、後者は社台グループ期待の新種牡馬ハービンジャー産駒です。
実は個人的に注目しているのはこちら。それはハービンジャー産駒の最初の大物であり、同種牡馬の試金石とも言える存在だからです。
馬券的にも軸としてオススメしたいのはこちらです。人気はティルナノーグに譲ると思いますし、調教の動きからしてもあちらの方が仕上がりが良さそうな印象も受けますが、こちらもまず大崩れはないだろうと言える理由があります。
そのポイントは、間近に迫った2014セレクトセールの開催です。
生産者側の事情として、この時期の新馬戦で大物新種牡馬の産駒、しかもセレクトセールの高額落札馬を使うということは、生半可な仕上がりではゴーサインを出せないということは言うまでもないでしょう。
そうです、この馬のパフォーマンス次第で、今年のセールの売り上げが億単位で上下してきます。
藤原師は先に挙げたエイシンフラッシュを始め、昨年のステファノスやガリバルディなど、確勝級の仕上がりでなくても、とりあえず使っておこうというような傾向もあるので、判断が難しいと言うのも本音ですが、恐らく生産者側の指示で今回はそれなりの自信を持って使うのではないでしょうか。
もちろん使う側にどんな自信があろうと、相手関係もありますし、絶対とは言い切れませんが、かなり高確率で馬券には絡むと予想します。
同じくハービンジャー産駒の期待馬で、第1週の新馬戦に向けて調整されていたサンマルティンがデビュー直前に追い切りの反応が悪いという理由で放牧に出されてしまったのも、万全の仕上がりでなければ使うなと言う生産者側の圧力が大きかったのでしょう。
そしてポルトドートウィユの先週の前倒しデビューも、この馬と使い分けてこちらを確実に勝たせたいという大人の事情が働いたのでは?
(裏情報とかではなく憶測ですので悪しからず)
ちなみに、POGでは2頭とも登録しませんでした。
ディープ産駒の牡馬はとりあえずスマートアローでストップして秋以降まで待つというマイルール、そして藤原厩舎がここのところPOG的にはいまいちな印象が強いからです。
しかし、2頭とも陣営の期待は相当大きな馬のようなので、レースぶりに注目です。
この2頭以外にも評判馬、レッドソロモン、アドマイヤロケット、サージェントバッジなども名を連ね、アヴニールマルシェの時のように楽しみな新馬戦になりそうな予感で、宝塚記念と合わせて期待が膨らみます。