イスラボニータと神戸新聞杯他（後編）

N「まあそれはそれとして、牡馬はセントライト記念の結果見てもわかるようにダービー上位組が
そのまま秋も中心になりそうだね。
神戸新聞杯もワンアンドオンリーで固そうだ。」

Ｗ「あと相手探しか。
上がり馬の筆頭は昨年の指名馬のサトノアラジンか。
期待はしてるんだけど、この馬はいつも過剰人気だからなあ。
このレースは休み明けの実力馬から買うのが定石だし。」

Ｎ「今年はダービー上位組が向こうに回ったからそのデータは信用しづらいな。
トーセンスターダムは賞金も十分だし本番が得意の京都なだけに今回はもろにトライアル仕上げのような気がするんだよね。
そうするとアラジンは叩き３戦目のここでしっかり仕上げて権利とって、
本番は距離も明らかに長いし惰性で逝ってよし！ってのが陣営の思惑じゃない？
３着以内の可能性は高いと思うよ。」

Ｗ「それ以上にこの馬はキャラ的に惜しくも４着の可能性の方が高い気がしてならんのだが。
今回はとりあえず押さえにしとくわ。」

Ｎ「似たような意味で、ヴォルシェーブとかウインフルブルームなんかもここがメイチ仕上げのような気がする。
ハギノハイブリットも昨年と同じくロベルト系で福永騎乗、調教も動いてるし楽しみは多い。」

Ｗ「ウインはすんなり単騎で逃げれるかどうかだな。
同舞台でアラジンを完封したシャンパーニュが競ってきそうで買いづらい。
スタート直後とゴール直前が急坂だからパワーとスタミナと言う面では後者に妙味アリだな。
っていうかどっちもタレると思うけど。」

Ｎ「トライアルであると同時にＧ２だから賞金高いし。
あと、近年の勝ち馬は本番も連勝するというデータの逆読みで、
神戸新聞杯じゃなくて菊花賞の勝ち馬を予想するという手も面白いぞ。
そう考えるとワンアンドは血統的に菊花賞は勝ちきれないということで、今回も良くて２着くらいじゃないか
っていう変則予想になるわけだ。」

Ｗ「そういう傾向を利用する場合、ワンアンドがここも本番も連勝するって考えるのが世間一般だと思うけど。
まあいいや、菊花賞勝てそうな馬で穴っぽいところっていうと、気になるのは母父がディキシーなんちゃらンドバンドのサウンズオブアースだな。
牡馬だとデルタブルースなんかのイメージが強い母父。
あとアメリカンボスもそう。一発期待できるかも！」

Ｎ「父のネオユニも牡馬だとデスペラードとか出してるし案外面白いかもね。」

Ｗ「ヴォルシェーブなんかその線でも狙えるかもよ。」

Ｎ「そしたら母父リアルシャダイのヤマノウィザードも気になるところか？」

Ｗ「ダンスやジャンポケ産駒もいるな、菊花賞らしい血統で魅力的な穴馬かも。」


なぜか菊花賞予想で盛り上がる二人。
詳しくはまた本番前に、たぶん。


馬券的には、これまでハーツとディープの産駒たちがここも菊も勝ちきれてないことを考慮して、
２強を過信せずマルチか複が正解か？
そうすると、マルチだと案外絞りきれないし、複だと配当つかないから意外と難しいかも知れない。

オールカマーはコースやレースの傾向から、前走重賞の先行馬から素直に行ってみます。

それでは、皆さんの的中をお祈り申し上げます。


芙蓉Ｓ
◎ロジチャリス
○アドマイヤピンク
▲ジャストドゥイング
△シゲルケンカヤマ

オールカマー
◎サトノノブレス
○クランモンタナ
▲ニューダイナスティ
△マイネルラクリマ

神戸新聞杯
◎ワンアンドオンリー
○ハギノハイブリッド
▲サウンズオブアース
△サトノアラジン


結果
馬券買ってませんでしたが、神戸新聞杯いい感じの予想で良かったです。
ワンアンドが強さ見せたし、持ち馬のサウンズが菊に視界広がったから
照哉さんも天皇賞にゴーサイン出しそうな予感ですね。

問題は騎手か･･･。