秋華賞（コメント付き）

今年の秋華賞、前哨戦圧勝の春の女王、ヌーヴォレコルトの一強で鉄板、相手探しのレース。
鍵はレッドリヴェールの取捨選択。

世間の見方は、記事の内容やオッズからして概ねこんな感じか。
ただ、自分の中ではハープスターという真の本命不在の難解なレース、という印象。
(春の時点でハープは秋華賞を取りこぼすとみていたが、札幌記念の内容なら安心して文句なしの大本命だったはず。)

◎と○要らないから▲と△10個くらい打たせて！
そんなレース。


ヌーヴォレコルトは実績も状態も抜けて良い、脚質も安定していて普通なら軸で決まり。
レッドリヴェールが実力を発揮できたら、２着は固い。底力で逆転も可能。

ただ、この２頭にも気になる点はある。

それは馬格がないこと。

京都内回りは中央場所で唯一、直線が短く平坦でコーナーがきついため、内に馬群が密集しやすく、肉弾戦に強い大型馬が有利なコース。
実際に過去の秋華賞の好走馬を見ても、450キロ以上の馬がほとんど。
近年の勝ち馬は470キロ以上の大型馬ばかり。

ヌーヴォレコルトは大崩も想像できないからさすがに切れないが、オッズ的に頭固定もしづらい、どちらかと言えば危険な人気馬。

レッドリヴェールは、馬込みに突っ込む競馬で本来の闘争心を、と言うコメントだが、鞍上の福永の得意とするスタイル(馬を気分良く走らせて教科書通りに勝ち切るのが魅力)とは真逆なため、空回りに終わる可能性が大。
前走は期待外れ感が大きかっただけで滅茶苦茶に崩れたわけでないし、慣れた厩務員の帰国など好転しそうな要素もあるが、手は出しづらい。
ただ、常識が全く通用しないポテンシャルの高さは驚異で、念には念、押さえの押さえは必要か。


レース傾向から穴で狙えるのは、短距離勝ちの経験がある馬。
毎年この条件を満たした穴馬が馬券に絡んでいるため積極的に買いたい。

血統的には、キングマンボ、ロベルト、欧州系ノーザンダンサーあたりのダートっぽいと言うか重たい感じの父か母父が意外と合う。

どちらもバッチリだったマーブルカテドラルが美浦からの直前輸送なので、押し出されるようにアドマイヤビジンがまさかの本命。
(ぜんぜん自信ないけど。これでマーブル来たら田辺くんのせい。)

相手は血統完璧、安定感もあって内枠も活かせそうなブランネージュ。

そして、前々走が古牡馬相手とフケ、前走が道悪と言い訳のできる大敗が続く春の実績馬バウンスシャッセ。
紫苑Ｓは例年と違って新潟開催なので、いきなりここから馬券に絡む馬が出ても不思議はない。
ワンターンの長い直線で不良馬場と、今回と全く異なる条件で行われたレースだったので、凡走したこの馬をあえて狙いたい。

血統から恐いのは、タガノエトワール、ペイシャフェリス、オメガハートロック、リラヴァティ、ハピネスダンサー、マイネグレヴィル。

馬券は最近、三連系と単式が全く当たらないので馬連とワイド。

ビジンからの馬連(ヌーヴォ、レッド、ブラン)とワイド(バウンス、タガノ、ペイシャ)流し。


それでは皆さん、ご機嫌よう(^^;)