天皇賞

古馬の実績馬が軒並み休養明けでイマイチ信頼できず、かと言って上がり馬もパッとせず（←主観です、念のため）
必然的に３歳牡馬最強のイスラボニータを本命視。

外国人に乗り替わった人気馬の信頼度がめちゃくちゃ高いレースなのであれこれ言うまでもないが、ルメールにチェンジは素直に鞍上強化。
外枠でも上手く乗ってくれるはず。データ的にも７枠ならギリギリ許容範囲。

対抗は、こちらも無難にフェノーメノ。
春天ではスタミナ不足、秋天では久々の中距離が嫌われるという不思議な？実力馬。
近年の天皇賞は馬場の変化に伴って春も秋もスピード重視の傾向が強いので、あっさり春秋連覇がなされても納得。
仕上がりの差でイスラを本命としたが、実力と経験でフェノーがねじ伏せる可能性も十分。


と、ここで、先週の菊花賞で本命サトノアラジンが見事に撃沈した中島さん（仮名）が登場。

Ｎ「ジェンティルよりフェノーの方が帰厩するの一週間早かったからね。
馬主的にはフェノーが天皇賞、ジェンティルがジャパンＣという狙いが強そう。
生産者的にも、フェノーに中距離のタイトル獲らせてから引退させたいって思いが強いだろうね。
同父のオルフェやシップと差別化するためには秋天をそれなりのタイムで勝たせたるのが重要だと思う。
ぶっつけなのは恐らく、有馬までお釣りを残したいからだろう。
社台Ｇの生産馬で中山2500のシップを負かせるのは、やはり同じステイ産駒のこの馬って感じじゃないか。」

Ｗ「はい、解説ありがとう。
で？今回はフェノーメノの単かい？」

Ｎ「いや、先週の借りを返すべく、サトノノブレスの複だ！
池江厩舎の岩田スイッチの勝負度の高さは言うまでもない。
鞍上強化、距離短縮、コース替わり、前走１番人気で大敗。
穴要素がここまで重なって狙わない手はなかろう。
小倉記念でワンツーだったマーティンボロにサマー2000を狙わせて、この馬はさっさとリフレッシュして秋に備えた。
生産者サイドの狙いは明白だ。(ノブレスのメジロ牧場は現在ノーザンＦ傘下)
マーティンボロは２戦しか使ってないから、従来のサマー2000チャンピオンよりはましだけど、ここはさすがに敷居が高い。
惰性で出てきただけだろう。
そしてアラジンの件だが、馬券にはならなかったけど狙いは正しかったんだ！
池江厩舎ではもちろん、ノーザンＦ生産馬の中でも最先着だからな。
４角から直線で二度もタガノグランパにカットされなければ３着はあったかも知れないし、予想は間違ってない！」

Ｗ「確かに不利はあったけど、グランパが降着したとこでアラジンが３着まで繰り上がるわけないだろ。」

Ｎ「予想は悪くなかったって話さ。
最近、競馬が俺の予想について来れてないんだよ。予想が素晴らしすぎて結果に繋がらない。」

Ｗ「そのギャグはもう飽きた。予想のレベル下げていいから当ててくれ。」

Ｎ「仕方ないな、もうちょい人気どころからも狙い目を曝してしんぜよう。
休み明けと春の不甲斐なさで人気を落としているが、エピファネイアは面白いよ。
角居さんは師匠のマツクニ同様、管理馬を種牡馬として成功させたい志向が強い。
デルタブルースのような悔しい思いをしたくないから、なんとしてもエピに中距離のタイトルを獲らせたいという思いは強いはず。
元来、しがらき→角居厩舎は休み明けでこそ妙味ありの鉄砲メイチラインだ。
ここを目標にしっかり作ってきているし調整も工夫を加えていて一変あっておかしくない。
イスラとフェノー勝負なら、エピも入れてダービー２着馬の３連単ボックスでも遊びで買ってみたら。」

Ｗ「買いたい馬いないからたまには素直に乗るか。
君の言うノブレスとエピファも押さえるよ。」


と言うことで、上記の４頭に絞りましたとさ。

ジェンティルドンナとデニムアンドルビー、東京重賞で４着以下なしの牝馬コンビも気になりましたが、枠が内過ぎることを嫌って切りました。

それでは皆さん、ごきげんよう( ^^)/