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2015/02/12 00:04
きさらぎ賞回顧 その2
その前に簡単な共同通信杯予想。
ドゥラメンテが出走を正式に表明。
臨戦過程が気になって評価を迷っていたが、
昨年このレース2着の同厩馬ベルキャニオン、昨秋重賞勝ち同クラブ馬ベルラップ、
ドタバタ出走で結果を出したこの2頭と同じように扱うべきとの結論で本命に。
つまり今回の最後のカードであるこのドゥラメンテが
ノーザンF生産馬で最先着すると予想。
枠順が重要なコースなので極端な外でなければ変更はなし。
以下は例年通りディープ産駒の人気馬が続く。
実力馬ダノンメジャーの距離短縮による巻き返しも注意。
穴で狙いたいのはマイネルサクセサーとコスモナインボール。
以上。
さて、きさらぎ賞、残念ながら負けてしまった牡馬について。
ディープ産駒から順に触れていきます。
まず、牡馬の大将格ポルトドートウィユについて。
理想的な位置取りでスムーズにレースを運び、
直線入り口で楽な手応えで勝ち馬に並びかけるも、
抜け出す脚の違いを見せつけられて一気に置いていかれてしまう。
完璧と言えるレースをしたものの、牝馬に完敗を喫した。
しかし、牡馬の中で一位入線を果たしてクラシックに十分足りるであろう
賞金加算に成功したことは大きな収穫。
現時点でダービー出走はほぼ当確。
それに併せて、ダービーの勝ち方を最もよく知る男の本番での騎乗が
ほぼ約束されたも同然なのは大きい。
従兄弟のドゥラメンテ同様に、気の悪ささえでなければ
まず間違いなく大きいところを狙える血統。
トニービンが入ったディープ産駒はなかなか勝ち切れなかったり仕上がりが遅かったりして
この馬も例外ではなさそうだが、
それでありながら2歳時に2勝した上に現時点で賞金を積めたことを思えば
先々はかなり楽しみな器だと考えられる。
(自分は馬体診断できませんが、専門家・解説者の評価は総じてユルユルだと言うことなので、
これで身が詰まってきたらもの凄い馬になるのでしょう。)
馬名(ロンシャン競馬場の最寄り駅名)の通り、
終着駅は天才と挑む世界最高峰の舞台であることを願いたい。
次に追い込んで4着グリュイエール。
やはりと言うか、案の定、外国人が乗ったらいきなり折り合いおった!笑
母系はクロフネと同じファミリーで、母父がキンカメなので
湿った馬場も味方したのかも知れないが、
秋の軽い馬場でもレコードを記録しているように潜在能力はやはり高い。
教育に徹した騎乗とも取れる内容だったし
厩舎はあまり早くから馬を仕上げる傾向にはないので
この馬もまだまだ楽しみ。
そして、キャリア1戦で臨んだレガッタ。
道中は折り合いに終始し、仕掛けどころでは外から2着馬に被せられてしまい
馬に嫌気が差したのか、直線では全く伸びずに惨敗。
若さが出たとしか言いようがないので、今回の経験が良い方に出ることを祈るのみ。
平成と昭和を代表する2頭の天馬の血を引く馬だけに、
成長を期待せずにはいられない。
コメントなどはその3へどうぞm(__)m