弥生賞回顧

と言っても、馬場が悪かったので内容とか分析しませんが。

勝ったのはサトノクラウン。

東スポ杯では本命だった馬で、強さは認めていたものの、
ムーア→福永が気にくわなかったこと、あと血統が短距離くさかったことから軽視。

父のマルジューは日本だとグランデッツァやマルセリーナの母父としてくらいしか知られていない。

名牝サルサビルの弟で、競争馬時代は英ダービーでジェネラスの２着という成績もあるけど、本領はマイル。

ジェネラスって聞いて驚いた人いると思うけど、そうなのさ、この馬そんなに古い馬なのさ。

もう27歳の高齢馬。

もしかしたらサトノクラウンが最後の傑作かな？

ちなみにサトノクラウンの姉は英スプリントＧ１勝ち馬。

皐月賞に向きそうな抜け出す脚の早さ、つまり仕掛けどころの反応の良さがあるので
本番でも魅力的な一頭。

無敗の弥生賞馬と言えば、フジキセキ、アグネスタキオン、ディープインパクト。

戦績や脚質からはアグネスタキオンが一番しっくり来るけど、
いずれにせよ無敗の皐月賞馬に王手と言える勝ち。

ラストタイクーンが入ってたり欧州マイル色が強い血統なんで
なんとなくキングカメハメハに通じる感じがして、マイル→ダービーなんて
面白そうだななんて思っていたが、いい意味で裏切られたと思いたい。

血統とか海外の話(しかも古い)なんかしてると頭痛いとか眠くなるとか
またクレーム来るからここまで。


２着のブライトエンブレムも大外ブン回しの強い競馬。

昨年２着馬のワンアンドオンリーを思わせる走りで、ダービーまで注目したい馬。

３着のタガノエスプレッソはブービー人気ながら重賞勝ち馬の意地を見せた。

期待のピュアスマイル、菱田くんはここ最近、積極的に中山も乗りに来ていて
そろそろ侮れなくなってきた。

この調子で頑張って欲しい。

とまあ、結局は重賞勝ち馬が権利を獲ったので、順位に大きな変動はなし。

スプリングＳもそれなりにメンツ揃うみたいなので、
とりあえず皐月賞に関しては下克上なしかな？

今回最も期待していたトーセンバジルは、恐らく無事なら意地の毎日杯かな？

キズナは成功したけど、基本的にはうまくいくローテじゃないので無理はしないで欲しい。

シャイニングレイは馬場、入れ込みなどの言い訳は出来るし、
先行馬総崩れのレースだったのでまだ見限れない。

ただ、先週の日記に書いたように母系の活躍馬が総じて早熟でピークが著しく短いという特徴があるので
もしかしたらこの馬ももうないのか？という不安も少し。

サイトの指名馬、ベルラップは血統的にも完成は遅そうだし、
須貝師がデビュー前に同時期のジャスタウェイに似ているなどとコメントしていたので、
また先々良くなると信じたい。

とまあそんな感じ、弥生賞。

ところで、巷では早速、福永がどちらを選ぶかが話題に。

今時、福永に決定権なんかそもそも無さそうな気が。。

まあなんとなくだけど、スプリングＳでよほど負けなければ、
リアルスティールで先に重賞勝ったのでそのまま乗るのでは？

堀厩舎だからサトノクラウンは戸崎なんて意見もあるけど、
里見さんが戸崎にクラシック任せるかどうか微妙なんで、外国人と予想。
アラジン、ネプチューンがあれだったので。

堀厩舎は戸崎をドゥラメンテに使う方が現実的かと。

さて、来週はフィリーズレビュー。

距離短縮でコートシャルマンの巻き返しに期待。

無敗馬クイーンズリングも注目。

それでは皆さん、良い一週間を。