人事を尽くす

ロードアリエスが引退。。。

今日は苦しい事を書かなくてはならない。

本当は走りに行く気はなかったのだが、あまりにも悔しくて、トレーニングに行った後、落ち着いてからこれを書いている。


ロードアリエス。
この馬とは当歳募集からだから、随分と長い付き合いだった。


入厩前に山内厩舎から藤原英厩舎に転厩。

穿った見方をすると、そのせいか、この馬に対する藤原英調教師の扱いには、最後まで愛情を感じる事が出来なかった。

クラブ側も、厩舎の所業に任せっきり。
最後も、育成場での脚下に関する不安情報がありながら帰厩を容認。

そして残念な結末を迎える事になった。。

思えばロードバリオス・スターコレクションの競走馬生活・結末も、とても残念なものであった。


かつて、井上靖の『孔子』を読んでいた時に、孔子の弟子の質問にハッとさせられた事があった。
「人事を尽くして天命を待つ」
「天命を信じて人事を尽くす」
そのどちらを取るべきか？。


自分は思った。
どちらも間違いではないが、目的に対する達成感や絶望感は、時として道を誤らせる。


ロードアリエスによって、
馬は、レースや騎手の選択は無論、調教や調整といった、日々の地道な積み重ね。それらの善処や最善を尽くす努力が必要なんだと、改めて考えさせられた。


藤原英厩舎は、リラコサージュで倍返し。
責任をしっかりと果たしてもらいたい！。

リラコには関係ないが、そんな風に思わされた日となってしまった。。。