アドマイヤビジンを応援して

NＨＫ杯といえば、自分にとってはイブキマイカグラの鬼脚が強烈な印象に残っている。
マイルカップになってからの、エルコンドルパサーの押し切りも印象深い。
(共に現地観戦)

しかし、忘れられないのが、グロリークロスだ。(父はタマモクロス、母の父はシンザン)

今年、タマモクロスが近親のアドマイヤビジンを応援し、あの記憶が甦った。


タマモクロス産駒は、カネツクロス・マイソールサウンドやヒロデクロス。ウインジェネラーレ・ダンツシリウス・シロキタクロス・マコトライデン。ヤマニンリコール・ドラゴンゼアーやフジワンマンクロス、マイネピクシー。テイエムトッキュー・インターユニーク・タマモハイウェイ・モンレーブ・ファーストソニア・タマモサポート・ブラッククロス等々。
特に資料に頼らなくても、すらすらと活躍馬の名前が出てくる。
自分にとってはかけがえのない馬達だ。

しかし、父に似た仔はなかなか現れなかった。
やはり、最も似ていたのはグロリークロスだと思っている。
初めて見た若葉Ｓのパドック映像では、胸が熱くなるのを感じた。

しかし・・・。
その次のNＨＫ杯で悲劇が訪れた。
無念。。


アドマイヤビジンは輸送で体を減らしたのか、映像では元気がないように見えた。
残念だが、これからも応援していきたい。

そして、いつか、タマモクロスやミヤマポピーを思い起こさせる様な、気持ちの強い馬を産んでほしい。

また、いつの日か、タマモクロスの一族から、NＨＫ杯、いや、マイルカップを勝つ馬が現れてくれたなら、それはグロリークロスの後押しだろうから、その日を信じて祈願したいと改めて思った。


写真はアロースタッドで会ったタマモクロス。