66件のひとこと日記があります。
2015/10/01 21:36
完治で復帰はならなかったけど、
順調にこなしていた抗がん剤治療でしたが、後半副作用が極端に増し断念!留守中、愛馬の芦毛トリオの内の2頭、オフェーリア号、モノクローム号の離脱を病床にいて知り、複雑な気持ち。自分もこれまでかと観念することもありましたが、残る1頭のマリナーズ号に2頭の分を頑張って欲しいなと、2頭の無念を晴らして欲しいなと、マリナーズ号ならやってくれるかもの期待が膨らみました。そのためには、副作用なんかで苦しんでいる場合ではない、幸いに転移はしていないので、後は天命。
そんな思いで退院して養生しています。思えば長い長いお馬さんとのお付き合い。何の気無しにアルバムを繰っていました。パッと目に入ったのが先のひとこと日記にも書いたタケホープとのツーショット。
お馬さんと会話のできる騎手と言えば的場均とライスシャワーの悲話を思う。36回宝塚記念、人気投票でダントツのライスシャワー、パドックで均に何度も話しかけたそうだ、「均さん、今日は調子が悪いヨ」と、そしてレース中でも「均さん、だめだ、だめだよ〜」と。「ファンがいて競馬がある、人気のお前が途中でレースを投げるわけにはいかないんだ、頑張れ、頑張れ」と、的場均は愛馬に鞭を入れて奮起を促し続けての転倒。
「あの時、僕が無理を強いなかったら」的場均は自分を責めて、ライスシャワーの思い出を涙なしに話すことはない。
なまじ動物と話しができるばかりに、一層悲しみが増す。でもそれが愛情だろう。愛情があってはじめて死の悲しみがわかる。心無い競馬ファンにとって、「あゝ死んだか、可哀相に」でお仕舞いなのだ。
テンポイントのお墓参りで北海道吉田牧場に行った。そのついでにハイセイコーの明和牧場、タケホープの谷川牧場にも行った。遠く離れた所にいたタケホープに「お〜い、一緒に写真撮ろうぜ」と声をかけたら、驚いたことに側に来てポーズまで取って一緒に収まったのがこの写真。お馬さんと話しができた事、それもその相手がハイセイコーを負かしたダービー馬。
この写真は私の宝物。この写真をお守りに、頑張ろうと思う。そして、天国のタケホープにお願いしよう。「お前さんの豪脚をマリナーズ号で再現させてよ」と。
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タップが一番さんがファイト!と言っています。
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きんちゃんさん
ダビスタさん、コメント有難うございます。コメントには字数制限があるらしく、私のも尻切れトンボの途中切れでした。今となっては、何を書いたのか思い出せずそのままで、失礼しています。感動されたというキーストンの逸話についてはあまりにも有名な感動物語で、単に競馬サークル内にとどまらず、動物好きの多くの人達が涙したでしょうし、ダビスタさんのように、これがきっかけで競馬ファンになられた方も多いと思います。近々では、後藤浩輝騎手にも、的場均騎手にも山本正司騎手に同じ馬との深い絆の逸話が語り継がれているかと思います。競馬が単なるギャンブルではないというのも、長い競馬歴から得た私の持論ですが、心無い競馬ファンにとっては、まさに馬耳東風のようです。特にNHKは許せません。少なくとも、牡馬牝馬に関わらず、クラシックレースの実況中継は総合テレビで生中継するべきです。これも長年の持論です。
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肝心な所が切れたのでもう一度記載します。昭和40年のダービー馬、キーストンの最期のレースで起きた感動物語です。 1967年(昭和42年)の暮れの阪神大賞典3,100mのレースで、 キーストンは馬なりで第4コーナーまで余裕を持って先頭を走り、きっと楽勝できる だろうと誰もが思っていた時、突然骨折して転倒してしまい、騎乗していた山本正司騎手 は地面にほうり出され、脳震盪でしばらく意識を失いました。その時なんと、キーストンが、骨折した地点から、折れた足を痛みを我慢して引きずり ながら、気を失っている山本騎手が倒れているところまで戻り、安否を気遣うように 鼻づらを顔にすり寄せていたのだそうです。山本騎手はその時馬の気配を感じていったん 意識を取り戻し、その時とっさにキーストンを抱きかかえてまたすぐに気を失って しまったという。
この信じられないシーンは、観客席からは一部始終見えたそうで、多く -
確かに私は長年競馬をやって来て、まがりなりにも血統を研究して、多少馬券的には助かったこともありましたが、馬自体が好きで、メジロ牧場に子供と一緒に見に行ったり、日高のレックススタッドでカツラギエースやパドスールやレッツゴーターキンなど見に行った人間です。
話は変わりますが、以前感動的な馬の話を記憶していたのですが、その馬の名前がわからず、ネットで探した結果、わかりましたので報告します。その馬の名前は聞いたことがあるかも知れませんが、キーストン号です。私は中学生くらいで、競馬は知らなかったのでわかりませんでしたが、競馬をやり始めた頃子の話を聞いて感動しました。今読み直してみても涙が出ます。以下にそのまま載せます。
きんちゃんさんもどうか、このようなる馬に めぐり合えるように、元気を出して頑張って下さい。
◆キーストン号プロフィール◆
1962年3月15日生まれ・牡・鹿毛 北海 -
きんちゃんさん
ダビスタさん、重ねてのコメント有難うございます。長い競馬歴で血筋を重視する結論に至ったのですね。私は全く逆で、お馬さんの環境、育ちによってそのお馬さんの成績が大きく左右されるという結論に達しました。生噛りの考古学ですけど、人間が伴侶とした最初の動物は馬で、人間がその死を悼んで弔った最初の動物でもあります。動物は飼い主に愛されれば、飼い主に寄り添い、性格も似てくると言います。忠犬ハチ公は僅か一年ほどの飼い主との楽しかった生活を老衰で死ぬまで忘れずに、渋谷の駅前で待ち続けました。馬と人の関係は犬以上でしょう。一般に馬と生活を共にすることが競馬の世界でしかなくなりましたが、そんな中、7年間愛馬と起居を共にしてその絆を実感しました。
今回、余命5年、生存率40パーセントと告知されて自らの死と直面した時、思いめぐらすのは、過ぎ去った70余年の中で生活を共にした動物たちとの再会です。サラブレッドの血筋 -
タケホープとのツーショット素晴らしいですね。一生の思い出ですね。
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ファイト!頑張って下さい。タケホープの事は強かったということしかは知りませんが、ライスシャワーは大好きでした。
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きんちゃんさん
ぐううさんありがとう。マリナーズ号と二人三脚で(相手がお馬さんだから五脚かな)ダービー目指してがんばります。
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ぐううさんがファイト!と言っています。
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ぐううさんがいいね!と言っています。