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66件のひとこと日記があります。

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2016/01/21 14:52

改めてソエについて、

netkeibaでの友だちの持ち馬ハイデンガール号(3歳牝)が2戦目で勝ち上がったのですが、右前肢に軽いソエを発症し放牧に出したと、同じ友駿Hでマリナーズ号(3歳牡)を持ち馬にしている関係で知り、お見舞いメッセージをやりとりしていますが、メッセージは200文字と制限されていることもあり、言い尽くせない部分が多々あり、改めて、一般の方々を含めてのメッセージ&ひとこと日記として書きます。
友だちとのやり取りで知ったのですが、このソエを、なんだかお目出度い成長の証のように受け止めておられるようで、すなわち女の子に生理があった事を祝うみたいに、競馬界では赤飯を炊く、そんな風習もあるとか、だったら当然に調教師さんもこれを重要視せず、ちょいと放牧に出せば良い程度の心配事なのだろうかと、私はお馬さん側に立って、大いに不満爆発なのです。
私は競馬暦50年以上になりますが、もともとは大学の馬術部で初めてお馬さんと出会った経緯があります。それは、日本最高齢でオリンピック出場を果たした馬術の法華津寛氏と同期ということでもあります。
彼は慶応で私は青山です。彼は大学を出ても引き続き馬術を続けましたが、そんな実力も金もない私は、競馬という世界でお馬と引き続きお付き合いをさせてもらっています。馬術の世界、競馬の世界、このふたつの世界に大きな違いがあることに私はず〜と苦言を呈し続けて今75歳となりました。法華津氏はまたオリンピック出場の意欲満々だと、NHKニュースで知りました。成れば世界で最高齢のオリンピック出場者ということになるのかな?
彼が頑張っているので、私も負けずにと、言い続けている苦言を諦めるわけにはいかないのです。即ち、同じお馬さんの世界でありながら、競馬界はなぜギャンブルを最優先するのかです。馬は経済動物に過ぎない、大金を投じた馬、稼げなくなったら産業廃棄物。これを平気で見過ごす競馬ファン。眼が可愛いだの、やんちゃなゴルシだ〜いすきだの、ちなみにゴルシはゴールドシップの略称だそうだ。こんなミーハーや、ギャンブルに現を抜かしている連中を相手に荒稼ぎをして憚らないJRA、この環境でお馬さんは過酷な調教を強いられ、勝てない馬は一顧だにされず粗大ごみとして処分され続けているのだ。
ハイデン号、デビュー2戦目で勝利。先行差しの横綱相撲。友だちにクラシック候補だねとお祝いメッセージ。しかし、先に書いたとおりソエを発症。しかも初戦の新馬戦(11月14日)の後にソエを発症していて2度目となる今回の発症。僅かな期間の放牧明けでいきなりの勝利!
素質の高さは実証されたが、若駒に経済優先の過酷な調教が為されていたのではないか、そんな疑問が先にたった。放牧に出したばかりで次は3月の中山を予定だそうだ。それって、調教師として、ソエを完治させてから言う事ではないのか?
ハイデン号が潰されるのではないか、《馬は経済動物!》嫌な言葉が頭を過ぎった。

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  • ダビスタ牧場厩務員さん

    幸いにして、ハイデンガールズはデビュー戦後と今回の勝利後もソエを発症しましたが、軽いもののようです。調教師も深刻には考えてないようです。
    それ以上の事は私達、一口は知ることもできません。

    2016/01/22 00:26 ブロック

  • ダビスタ牧場厩務員さん

    詳しい解説をありがとうございます。私もそうだったんですが、ソエが出る馬は走る証のような風潮があります。走る馬はソエが出るんだよ。みたいな。私は、その話を聞いて、人間が身長が伸びる時に出る間接痛のようなイメージでその内良くなるだろうみたいな感じでした。

    2016/01/22 00:10 ブロック

  • ダビスタ牧場厩務員さんがいいね!と言っています。

    2016/01/22 00:02 ブロック