66件のひとこと日記があります。
2016/03/03 15:34
愛馬メアリーの思い出
老後はお馬さんと山里で暮らしたいと、大学の馬術部ですっかりお馬さんファンになった私の、それが大学を卒業してからの第一のユメだった。それまでは、お馬については何にも縁の無い生活だったけど、住んでいた所が東京目黒の元競馬場近くで、結婚して住んだ新居が府中競馬場のファンファーレが聞こえてくるほどの場所にある団地。だもんで、日曜と言えば不思議と縁の重なる競馬場通いの開け暮れでン十年。
65歳を過ぎて、一人住まいを福島県白河市でしていた母親が90歳を過ぎてその介護で、自営をしていた会社を畳んで白河市に越して来たと同時に、今度は歩いて5分もかからない場所にウインズ新白河がオープン。ここでもお馬さんとの縁が繋がって、だったらいっそのことどっぷりお馬さんに関わろうかと、市役所を訪れ、どなたかお馬さんを飼っておられる人か場所はありませんかと訊ねたら、「さあ」と首を傾げて生返事。日本一の馬市と知られた白河でも、大昔の話で、若い市の職員には無関心の風。
そんなことで諦めていたある日のボランティア先で、この話をしたら、「あら、すぐそこに、お馬さんいっぱいいますよ」だと。
場所を聞いて訪ねた先で私を迎えたのが12頭の、可愛いくりくり目をした、まさに《24の瞳》ちゃん達でした。その中の一頭が、一年後私の「生涯の腹心」となるお馬さんメアリーでした。
お馬さんの縁が次々と繋がってゆく私のお馬人生物語のはじまり、はじまり。
この続きは、自費出版した6冊の本となります。全てが国立国会図書館に蔵書されています。この日記で宣伝はできませんので、題名などが書けないのが残念ですが、縁があったら読んでください。それと全6冊の後半の3冊が、この度若い企業家によって電子出版の運びとなりました。こちらも、よろしく。