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66件のひとこと日記があります。

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2016/10/04 10:52

マカヒキ、凱旋門賞惨敗が意味すること。

大きな期待を一杯に背負って挑戦した今年の日本一の三歳馬マカヒキ号が16頭中2番人気に押されて14着と大敗を喫した。JRAが発行する当日の出馬表では、凱旋門賞を特集した中で、夢の夢であった凱旋門賞が過去19回の出走で2着が4回と、今や夢ではなく挑戦となったと、そんな中で今回のマカヒキ号は最も勝利に近いと大きく期待を寄せた紹介をした。それが14着と大惨敗。
民放の実況中継を兼ねた特番でも、パドックの状態を見ながら、誰もが3才でありながら古馬のように落ち着ている、これがマカヒキ号の凄い所風に絶賛して、見ている側としても、大きな期待を膨らませていた筈だ。
結果ルメールの第一声が「すいません」。これは正直で良いと思ったが、後の言い訳が余分だった。私の騎乗ミスでしたの意味で詫びたかと思ったら、そうではなく、外々を回され、その分脚を使わされ、直線では既に余力が無く、頑張れず、走る気を無くして後退するだけになってしまたのだそうだ。
コースを熟知したルメールだからこそ、凱旋門賞を射程に、弥生賞、皐月賞を勝った川田ではなく、ルメールに替えてのダービー、凱旋門路線ではなかったのか?
日本馬の壁ではない、馬自体が弱かったのだ、あれがあの馬の実力だったと言う。12年、13年と連続2着のオルフェーブルに比べて実力不足ですと、NHKの競馬解説者でもある日本調教師会会長鈴木康弘氏の言い分もルメールに同じだ。
終わってからは何とでも言える。
話は一転するけど、稀勢の里が中々横綱になれないでいる。綱取り目前で白鳳が稀勢の里を負かした時、思わず言った一言「何かが欠けているね」を思い出す。
20回の挑戦で2着が4回もありながら勝利が無いのは、やはり「何かが欠けているよ」と。それを馬のせいにする人間の側のパッション不足、国民性だと私は思う。専門誌で誰々が凱旋門賞3連単うん万円的中!みたいな恥も外聞も投げ捨てた競馬ファン、競馬サークルが大手を振っている、それに媚びるJRA。
そもそも、オリンピックも、パラリンピックも、馬術競技に日本から選手が参加しているのにかかわらず、話題性が無ければほんの一行の記事すら、一切の報道がない。この馬を蔑ろにする国民性がある限り、勝利の馬の女神はこの国に微笑むことはないだろう。

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  • きんちゃんさん

    ホワイトヤンキーさん冷静なコメント有難うございます。でも、戦う前には誰も2枚も3枚も格下なんて評価する御仁はいなかったと思いますよ。恥を掻くから止めろ〜みたいな。負けてからの格下評価はマカヒキ号に対して大変失礼な言い分です。
    私は、一番残念に思っているのは川田騎手だろうと、それと川田騎手ファンだろうと思います。川田で負けたらしゃあないと。この場合一方の御仁は川田だから負けたって言うんじゃないかな。
    騎手をころころ替えるオーナーや調教師は馬道に反します。古来、日本馬道は人馬一体を旨としました。ですから、負けも人馬一体なんです。ルメールは良かったけど、馬が弱かったなんて言うのは、下衆の戯言です。

    2016/10/04 17:34 ブロック

  • ホワイトヤンキーさん

    初めまして。凱旋門賞のマカヒキ、残念でしたね。私もマカヒキを本命にして馬券を買って、テレビ観戦していました。ただ、優勝は無理だろう、でもひょっとして、もしかしてと思ってみていました。やはり実力的にはディープインパクトやオルフェーヴルと比べると2枚か3枚劣ると思っていたからです。ポストポンドに完敗したドゥラメンテからも1枚劣るとみていました。したがって、余程展開が向かないと勝てないだろうと思っていました。しかし、実際は他の馬の厳しいマークにあって苦しい走りを強いられました。こうなるとあの大敗も仕方ないと思いました。

    2016/10/04 11:25 ブロック