中２の夏

市民プールに友達と遊びに行った中２の夏。
かなり混雑していた。
いも洗い状態で泳げる状態ではなかったが、とりあえずプール内で鬼ごっこしたりして遊んでいたら、ふと俺の股間に女の子の手が触れた。
混雑してるから仕方ない事故
向こうは俺のお宝を無断でさわりやがったくせに気づいていない。
ふと顔を見てみると、めちゃ可愛いジャマイカ！
その瞬間、俺の暴れん棒将軍がフルライジングしてしまい、当時のスクールパンツはピチピチだったため、収まりきれなくなって「痛てててて！」
動けなくなってしまった。
それでも、触られた感触が残っていて、ライジングはおさまらない。
痛い、ヤバい、折れそう。
下手な動きをするとライフセイバーがかけつけそうだ。
痛いのをこらえて、脳内無限暗算のスキルを使ってなんとかハーフライジング状態まで戻して難を逃れた。

が、痛い。
あまりに痛い。
帰ってから恐る恐る見てみたら

「なんじゃこりゃー」(某刑事番組、某刑事殉職風)
俺の暴れん棒が、鞘に収まらなくなってる！
先っちょが元に戻らなくなってしまった。
大人に一歩近づいたのだが無知だったので、
誰にも打ち明けることができず、一人悩む思春期の俺であった。