ジャパンカップ

◎ジャスティンパレス
○チェルヴィニア
▲ドウデュース

ビッグネームの海外馬が来日し、期待の高まるジャパンカップ。特にディープ産駒のオーギュストロダンが日本で走ってくれるとは。陣営に感謝したい。
ここはメンバー的に逃げたい馬が見当たらず、スローからの上がり勝負が濃厚。天皇賞・秋で衝撃の末脚を繰り出した▲ドウデュースだが、この枠で上手く捌けるか。スムーズなら再度の圧勝もあるが…。
ここは先に抜け出してきそうな２頭、◎ジャスティンパレスと○チェルヴィニアを上位に。特にジャスティンパレスは距離延長がプラスに出そう。大外だが昨年３着、人気の盲点になりそうな△スターズオンアースにも注意。
馬券は少しにして、ここはレースを楽しみたい。

結果
想定したスローからの上がり勝負となったが、それにしても絵に描いたようなヨーイドンの競馬。まるでヨーロッパのような展開だった。ほとんどの馬が上がり33秒台。
▲ドウデュースが後方から徐々に進出し、ずらっと広がった直線の追い比べを外から一瞬の斬れを見せて突き放し、先行して伸びたドゥレッツァ、同じく内からゴール前差し返してきた△シンエンペラーを抑えて1着。着差は僅かだが完勝と言っていい内容。ヨーイドンとなった時に前に馬がいないポジションに持っていった豊騎手は流石。馬の能力と、展開を読み切った騎手の作戦勝ちだった。
◎ジャスティンパレス5着、○チェルヴィニア4着。チェルヴィニアは卒なく乗ったがワンパンチ足りず、ジャスティンパレスは詰まった。敢えて言えば工夫が足りなかった。