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2025/11/02 20:56

フォーエバーヤング、おめでとう!

これまで何度か、フォーエバーヤング坂井瑠星はここぞというタイミングで勝ちを逃してきた。
これほどの馬の鞍上を一度も変えずにここまで来た矢作師には、ただ勝ちにこだわるだけでない思いがあったのには想像に難くない。
数十年前、日本のダート競馬は芝の2軍的な扱いで、ブリーダーズカップのことなど話題にも上がらなかった。エリザベス女王杯を制してからダートへ転向し、無類の強さを誇ったホクトベガの悲劇、そしてクロフネカネヒキリが現れ、この馬なら再び世界とも戦えるのでは、という漠然とした期待が生まれた。オールウェザーではあるが、ドバイでの好戦も国内でのダートの価値向上に繋がった。
フォーエバーヤングは最初から海外志向で、馬の力もさることながら、その路線に応えうる能力を持った馬であることを見抜いた慧眼と、まだ若手の域を出ていなかった坂井瑠星を使い続けたことは、矢作師の最大の功績だろう。
この勝利は、数多の日本ダート馬と陣営が積み重ねてきた挑戦の歴史の結晶だ。
競馬で泣いたのはアーモンドアイのラストラン以来。おめでとうフォーエバーヤング、おめでとう坂井瑠星、おめでとう矢作先生!

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