皐月賞

ダノンプレミアムの強さが確実の物となった弥生賞から２週間後に皐月賞トライアルの影の方から素晴らしいレースが見られた。同じ2000メートルでも阪神は若葉ステークス、昨年末のホープフル覇者タイムフライヤーが何故ここを使ったかはサンデーRのつぶし合いを避けこちらを選んだ。サンデーRはステルヴィオを推してるだろうが誤算が出た。タイムフライヤーが惨敗した。ただ負けただけでなく強者を掘り起こしてしまった。

◎アイトーン

強い逃げ馬は、ただ逃げきるのではなく、引きつけてそこからまた突き放す二の足を使える馬。若葉ステークスのアイトーンはまさにそれ。出走馬の中で最速時計。それは本番ではその通りにはならぬだろうが、強みではある。天気も雨予報、キングマンボ系にはもってこい。同じ父を持つエイシンフラッシュはダービーを制覇もここは3着。誰もノーマークなだけにチャンスはある。そして鞍上は逃げ馬のスペシャリスト。逃げの恭介追い込む優作。しかし今年の恭介は追い込みでも存在感を出していた。昨年の松山に続く若手の台頭、大いに期待したい。
重馬場なら2分ジャストの時計が大きなアドバンテージになる。良でも58秒６は出せるはず。プレミアムの回避により、新スターの誕生だ。