夏のあと 東北生文大高

創部12年目で初の準々決勝に進出した東北生活文化大高校ゎ、ﾊﾞｯﾃﾘｰを始めﾚｷﾞｭﾗｰが2年生と1年生を中心として戦うﾁｰﾑ。

この夏、3年生の思いを託されて快進撃を続けた。
初の準々決勝も、全員が2年生で望む。

「今日の試合ゎ、3年生の為に勝ちたい」

主戦･高橋投手(2年)ゎ得意の変化球で初回を0に抑えた。

しかし、2回…
強打の古川工打線に掴まった。
他の2年生投手に変えても失点に失点を重ねた。

それでも、一つのﾌﾟﾚｰを全力で、ﾌｧｲﾝﾌﾟﾚｰで必死に防戦する2年生たち。

大躍進から大敗に終わった夏。

「2年生中心でここまで来れたので、1･2年生にゎ…今年のﾍﾞｽﾄ8を越えて欲しいです」
三浦主将(3年)が涙ながらに後輩たちを労った。


「先輩たちの分も来年の夏にゎ甲子園に行きたい」

3年生が去ったこの瞬間から、2年生の甲子園に向けた戦いが始まる。


(おしまい)


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夏の全国高校野球宮城大会
準々決勝〜仙台市民球場〜
古川工16-0東北生文大高
(5回ｺｰﾙﾄﾞ)