ドクターペッパー（前編）

｢ドクターペッパー知ってるか？｣
ある日、会社の先輩が標準語でおらさ尋ねたべ。

｢有名な先生すか？｣
先輩はおらを｢フッ｣と笑ったなや（怒）
｢そうじゃないんだ。｣
（※ドクターペッパーの詳細等は、ネット等のウィキペディア等を参照してけろ□）

何でも、東京の下町出身の会社の先輩（以下｢小松師匠又は師匠と略す｣）は、ドクターペッパーなる物が大好きだったらしいべ
しかし、東北さ転勤になった途端に自販機やスーパー、コンビニなどを探しても何処さも無いとの事だべ。

−おら｢小松師匠、それって何や？｣
−小松師匠｢コカコーラで販売してる、飲み物だ。｣
−おら｢じぇじぇじぇ！、飲み物すや！！｣

おらの頭の中で、なんで飲み物なのに｢ドクター｣なのやという疑問が渦巻いたべ…。

その日から、おらの｢ドクターペッパー｣を探す日々が始まったべ…

それは、東北人の知らない世界…。
おらは、“パンドラの箱”を開けてしまうんだべか…

つづく。