鮫ちゃんは、こんなに近くにいるのに…

8月18日（日）

おらは、ベガレディの応援さ宮スタさ行って来たべ
最近のベガレディは、ケガ人が多くなでしこカップは、早々に敗退が決まってしまったなや

でも、おらは会社も休みだったべし、楽天もアウェーな週末だから、芳賀先輩と裕太郎君と３人で、応援さ行ったもんだなや

宮スタさ着いたら、選手サイン会があるっていうので、ベガレディ会員である芳賀先輩は張り切って会場さ入って行ったべ

おらと裕太郎君は、一般入場なので遅れる事10分ほどで入れてけらっただよ

ところが、先に入ったはずの芳賀先輩、入口付近で大きなズタ袋とサイン色紙を持ちながらボーッとつっ立っていたなや

「何したのすかサイン会は」と、おらが尋ねたら、「無いみたいだ…」との事。
おらと裕太郎君的には、だったけど、しようがないので席につく事にしたべ

席を三つ確保したところで、おらは「便所さ行ってくるべ□」と、席を立ったべ。

あちこちの店を見ていたら、おらの目の前さ、鮫ちゃんがいたもんだべ□
「あうっ□鮫ちゃん」

そうだべ。
サイン会は既に行われていたべ。
慌てて戻って、アホ面の芳賀先輩さ「先輩、サイン会やってただよ。行くべ」と、二人を連れ出したべ。

芳賀先輩は、Ｔシャツの向こうの乳首を奮い立たせながら、ズタ袋を担いでついて来たもんだべ。

長蛇の列さ並んだ途端、悲劇は起こったべ

「申し訳ありません。今日のサイン会はここまでです□」
おらと裕太郎君を最後に、係員に制止された芳賀先輩

「先輩っ」

遠のく芳賀先輩の乳首が、透けているのが分かったべ…

おらと裕太郎君は、幸いにも鮫ちゃんにサインを頂け、おらが「鮫ちゃん、リハビリ頑張ってけろテンションで応えてくれたべ

鮫ちゃんが、去ろうとしている横で、真っ青な顔した芳賀先輩が、真昼の幽霊の如く立ちすくんでいたべ…□

鮫ちゃんはこれほど近くにいるのに、ものすごく遠かった先輩であった…

（なでしこｶｯﾌﾟ最終戦/ベガルタ仙台Ｌ3−0新潟Ｌ）