900件のひとこと日記があります。
2013/10/19 22:34
背番号31が、躍動していた!
9回になっても、美馬学の顔は涼しげであった。
しかし、先頭の井口に四球を出した。
佐藤コーチがマウンドに駆け寄ると、美馬のこめかみの辺りから一筋の汗が流れた。
「いい球来てるぞ!今日のお前なら大丈夫だから!」
佐藤コーチの言葉に、美馬が何度も頷いていた。
クリムゾンレッドとイーグルゴールドに彩られたスタジアムから、美馬に対する応援と、続投を喜ぶ拍手が起こった。
美馬は、構えて微動だにしない嶋を見つめた。
低めのボールをさかんに要求し、ワンバウンドのボールを逸らさなかった。
2-2からの5球目。今江をセカンドゴロ、ゲッツーに仕留め、ツーアウトだ!
9回表2死。角中を迎える前に、嶋が両腕を広げてマウンドに行った。
嶋の、美馬に対する配慮は万全であった。
構えた所にボールが行った。
角中の力無い打球は、レフトフライ。
白いジェット風船が、釣瓶落としの空、カクテル光線に舞う。
中14日のマウンドを完封で飾った。
バッテリーが、抱き合って喜ぶ。
顔を見合わせ、嬉しそうに笑っていた。
2回裏、女房役の嶋の2点適時打だけの援護を、腕を振って一人で投げ抜いた。
継投で来る事を予想していたロッテの伊東監督。美馬の完投の気配を感じた8回から、慌てて代打攻勢に出たが、勝負は決していた。
終わってみれば、背番号31“美馬学”の独壇場であった。
「今日こそは、最後まで投げ切ってやろう!」
ともすれば、弱気な面が見え隠れする“第三の男”が、初完封勝利で何かを掴んだ。
勝利のウイニングラン。
安堵感の表情を浮かべる美馬が、女の子にサインボールを手渡していた。
一見優しそうなその横顔は、完封勝利の“自信”と“誇り”に満ち溢れていた。
(楽天2-0ロッテ/CSファイナルS第3戦)
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takeちゃんさん
んだんだ。なやアヒルコちゃん
最初は美馬っち、いぎなりフライング気味にレスタ前まで行ってしまって、嶋ば置いてきぼりにしったなや(笑)
「あんだ、どんだけ飛ばすのや」って、おらは思ったべ
嬉しかったんだべな〜。昨日の美馬っちは頼もしかったべさ
なやアヒルコちゃん□ -
アヒルコさん
ウイニングランの時の美馬君の笑顔は爽やかだったね記者達の要望に応えて肩を抱き合って撮影に応じるバッテリーの二人は、とっても頼もしかったよたくさんのフラッシュを浴びる二人を見ていて「アイドルみた〜い」と私は呟きました
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アヒルコさんがいいね!と言っています。
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takeちゃんさん
んだ。んだどココちゃん
美馬っちの勇姿を見て、涙してるおなご衆がいっぱいいたなや
かく言うおらも、言葉を詰まらせていたべ…
野球を見て、感動する…いいなや最高だべ
なやココちゃん -
takeちゃんさん
ともちゃんいいね!どーも君だべ(笑)
3回のピンチを切り抜けて以降、美馬っちが投げていて楽しそうに見えたなや
何かを掴んだ第三の男は、きっとエース級にのし上がって来るべ□
んだべ、ともちゃん -
ココりんさん
おら…おら美馬クンの完封勝利に感動して涙が出たど
今日は絶対に勝って日シリ行き決めたいね
なやtakeちゃん -
ココりんさんがいいね!と言っています。
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ともちさんがいいね!と言っています。