マックィーンの命日

68年型フォード･マスタングを格好良く乗り回し、サンフランシスコの坂道を颯爽と走り抜けたスティーブ･マックィーン。

今日は、おらのマック□の命日だべ。

おらの人格形成に、マックィーンは欠かせなかったべ。

あのかっこよさ。
あのスマートな仕草。
おらはマック□に、憧れずにはいられなかっただよ。
んだなや、男が惚れる男であったべ。

映画「ブリット」は、マックハリウッド男優のテキストがわりになったべ

思えば、マックィーン□は、スクリーンの中でいつも逃げ回っていたなや。
「大脱走」では、捕虜収容所からの脱走を試み、「パピヨン」では、無実の罪で無期懲役をくらい、刑務所がわりの孤島からの脱出を謀ったべ。（んだんだ）
「ゲッタウェイ」では、銀行強盗を演じ、見事に逃げきったものだべ（クー）

マックィーン□には、タフな男の匂いがあった。
腋の下がびっしょりと汗ばんでいようがお構いなし。
およそ、スーツ姿が似合わない野生味が、おらは好きだった。

奇しくもおらの父と同じく、アスベストを大量に体内に蓄積した事が原因による、悪性中皮腫によって1980年11月7日に50歳の生涯を閉じたべ

おらはまだ子供であったが、マックィーンを失った憔悴感は、今だに忘れる事が出来ないべ

毎年11月7日に、おらはマックィーンの映画を観て、彼を偲んでいるべ

あれから、33年の歳月が過ぎた…

なやマック□あんだから見て、おらは格好良く生きているか
男らしく生きているべか…