ロコポルティ@2歳新馬結果

中間の調教過程から好勝負を予感させて迎えたデビュー戦。パドックで久々に見るロコポルティは、外厩時から少しだけ減った522kgともう二回り贅肉が削ぎ落せそうな体つきも、10頭の中で抜けて大柄なのに抜けて歩様が柔らかく大きい。募集時に目を引いた足捌きのまま順調に成長してくれていた。

スタミナ勝負になると仕上がりの差が出そうかな、関係なく能力の違いを見せてくれるかなと、期待不安半々でいよいよレースへ。返し馬も輪乗りも落ち着いて、好発で先手を取り、鞍上に逆らうことなく超スローに落とし展開を支配。3角からスッとペースアップすると後続が手を動く中、ロコポルティは持ったままで直線へ。仕上がり7分の心肺能力でもヨーイドンなら関係ない、さあどれだけ動くかとときめいた瞬間、、、川田騎手の肩鞭に敏感に反応し、内ラチに乗りかかるように逃避。立て直す余裕も当然なく騎手は飛ばされロコポルティはラチに馬体を預けながら横向きでドスン。ああ、、、これが新馬戦か。

これは勝った！のタイミングでのアクシデント。コロナ過の大型連休で気持ちも切り替えられずよけいに引きずったが、本日のクラブ近況報告で既報どおり左前脚の裂傷のみで大事に至らなかったことがわかり、ほんとに胸を撫で下ろした。川田騎手ともども無事でよかった、、。

かなりの能力があるのはわかったし裂傷はいずれ治癒する。残るは精神的なトラウマだが、ロコポルティは倒れても起き上がり気丈に馬群を追いかけていた。ノーザンの最高級のケアを受け、必ず立ち直ってくれると信じている。勝手な次走予想はチャンピオンズＣデーの12/6(日）中京1Rダ1800m。もしも競馬場入場が解禁してるならば、なんとしても応援に行く。さらにもしも口取りが復活しているならば、、、。頑張れロコポルティ。ファンの前で快勝して、ウィナーズサークルで皆と祝おう。