ルナシオン@4歳以上2勝クラス結果

秋の東京で復帰直前に脚部不安を発症し、立て直されて8か月ぶりの出走となったルナシオン。遅生まれならではの成長曲線を見せ、腰・トモ回りの細さ薄さが解消しパドックでは完全に大人の体へ変貌していた。

馬体は優に重賞級、柔らかい歩様もバネ感たっぷりのキャンターも一流馬のそれ。前向きすぎる気性だけが不安材料で、先入れの奇数枠に嫌な予感がしクイーンＣの二の舞だけはやめて！と手を合わせて祈ったが、ゲートが開く直前にガタガタしだし、ものの見事に出遅れ。さらに鞍上が行き脚つけるため合図すると制御効かずガーっと中団内を上がっていってしまった。

これは治らんなあ〜。勝ちはしたが相手が軽すぎてタイムは平凡、潜在能力をちっとも出し切ってない。プッツンいかないよう引退まで慎重に使っていくのは確定かな。

ただ毎レース休み明けで気性がフレッシュな状況では進展は望めない。東京にこだわるのは理解するので、2回・3回東京で続戦を試してほしいな。理想は5/9（日）湘南S（3勝C）1600mを勝って、中4週で6/13（日）エプソムC1800mで初重賞制覇を狙うローテ。そう簡単にいかんのは重々承知だけれども。