ブラストウェーブ＠フットワークと右トモ

各界隈で評判になっているブラストウェーブ。出資から10か月、順調にデビュー週までやって来た。

1週前追い切りで速いフットワークを初めて確認。出資時の印象どおり、肩回りの可動域がとにかく大きい。併せたデルニエエトワール・サカエショウと比較すると、優雅に高く大きく前脚を使う。父ハービンジャーの柔らかさをしっかり受け継いだフットワーク。アーモンドアイやグラスワンダーのような一流馬にしかない特性。俊敏さが備わっていれば、頂点を意識できるかもしれない。

気になったのは、動画再生直後の4コーナー。なにやら走りに違和感を感じたのでスロー再生でみてみると、左手前ながら後ろ脚は左トモから着地しているいわゆる不正駈歩。おそらくクラブの3/1コメントで課題として挙げられていた右トモの筋肉が付ききっていない点からくるもので、楽な左トモに頼ってしまうのだろう。

若馬だから徐々に改善されていくだろうが、コーナーと直線で同じトモに頼るとラストで末脚が鈍る可能性がある。川田ジョッキーに一度乗ってもらって癖をつかんでおいてほしいが、さて。