293件のひとこと日記があります。
2015/05/06 20:29
閉塞感。
「そんなトコでまだ繋ぐのかよ!」
「今、前空いてたのにナゼ射たない?」
何度こう思ったことやら…。
連休最後の今日は等々力で川崎−広島戦を観戦してきました。
予感はありましたが予想通りの3連敗、広島のしっかり中を固めたきれいな5-4-1のラインにボールを持たされ続けても執拗に細かく繋ごうとする重症の「自分達のサッカー」という病を見せられましたよ。
前線に人数はいても高さが無いので足元で繋ごうとして通るワケの無いパスを狙っては奪われ、縦一本でゴール前まで浅野に走られる、もしくははたかれ柏や柴崎が攻め上がってくる広島の攻撃の方がよっぽど怖かったですよ。
試合前のウォーミングアップで小林 悠が故障、急遽、船山がスタメン起用というアクシデントもありましたが、つまらない風間イズムの戦術の中でもひとり懸命に走り続ける反町イズムを見せてくれた船山だけは称賛したいと思います。
点差だけでいうなら0−1で凌いだ広島の辛勝というように思えますが川崎のキックオフ早々の失点はあり得ないような気が抜けてるのかと疑うようなミスからでした。
しっかり詰めて奪い取りゴールしたドウグラスを褒めるべきでしょうが、いくら初出場のGK新井とはいえ谷口をはじめとするDF陣との連係をしっかり練習で構築しておけばあり得なかった失点でした。
先制した広島、あとはアウェイの戦い方に切り替えしっかり守備からゲームを作ります。
圧倒的なボール支配率の川崎でしたがそのほとんどはもらっては戻す相手にとってまったく怖さが無いパス回しですからねえ。
同じコトを繰り返しては跳ね返され90分が過ぎていきました。
柏、FC東京、そして広島と試合巧者相手に3連敗、柏戦の負けっぷりからなんとなく予感、想定はしてましたがこれほどまでに重症で閉塞感に見舞われるとは思いませんでしたよ。
しっかり相手の対策をして勝ち点を獲りに来る指揮官を相手に「自分達のサッカー」が出来れば勝てるんだという中2病のような発想の指揮官はこの結果という現実をどう捉えているのか…。
試合後のインタビュー内容が想像出来るだけに腹正しさも一層募りますよ。
連休最後の一日、帰りの東横線には川崎と広島のサポーターの他にマリノスとグランパスのサポーターも多く見受けられました。
そして最寄り駅に着くとヴェルディやジェフのユニフォーム姿も少々見かけました。
今日は等々力以外でも私の近郊では試合がありましたが間違いなく一番つまらない試合を選んでしまった気がする連休最後の今夜ですよ(;-_-+