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2015/06/07 23:41
94分後の歓喜。
キックオフから3分少々経って湘南・遠藤がクロスを放り込み合わせたのは高山。早々に湘南が先制点をもぎ取りました。
川崎は例によって相変わらずのもらっては戻しのパスを繰り返すのみ。
湘南攻撃陣の早い寄せによりパス回しも窮屈そうでしたよ。
それにしても何試合繰り返せば対策してくれるのか…。
今日は等々力でリーグ戦の川崎−湘南戦を観戦してきました。
先制した湘南は川崎のパス回しにも動じずじっくりカウンター狙いの戦術、川崎はいつものように何も打開出来ないパス回しを続けて前半終了。
正直、スタジアムの雰囲気も最近恒例の内容か…という感じでしたよ。
元F1ドライバーの中嶋悟氏の挨拶の後のスーパーフォーミュラの疾走などハーフタイムにはありましたが試合の後半にはなんの希望も持てない気がしましたよ。
後半早々に武岡に代えて憲剛投入、とりあえずはこれが成功だったとは思います。
パス交換から憲剛のPA突破にたまらず湘南DFが倒してしまいPKになり大久保が冷静に流し込み追い付きました。
でもその後の展開も変わらないいつもの川崎、カウンターは途中放棄、持ったまま出しどころを探せない停滞したプレー、引き分けでしょうがないかなぁ〜なんて感じの後半でしたよ。
現実、湘南・菊池大介のミドルをバーが防いでくれなかったら、あるいはゴールと判定されていればそこで終わっていたでしょう。
停滞、閉塞感が滲み出ていたAT、こぼれ球を拾い右から左に流れて放ったエウシーニョのミドルシュート! スタジアムの雰囲気を閉塞感から歓喜に変えてくれましたよ(^O^)
「自分達のサッカー」、コトバは同じでも湘南のそれと川崎のそれはまったく別なモノです。
勝つためにいろんなコトにチャレンジする湘南のサッカーとあくまでパスで崩すコトしか考えてない川崎の手詰まり感満載のサッカー、正直、結果が逆であって欲しかったです。
スタジアムは結果として勝ったコトで喜びに溢れていました。
勝ったんだから私も喜ぶべきなんでしょうが、とてもチームを称賛する気にはなれない試合でしたよ。
ネット上では久しぶりの等々力劇場なんてコトバもありましたがとてもそんな気にはなれないですねえ…。
湘南はやってるサッカーも躍動感に溢れ、サポーターも素晴らしいチーム。今日の結果は私ですら気の毒なモノだと思いましたし、今季は絶対にJ1に残留して来季以降も自分達のサッカーを昇華させてもらいたいチームですよ。
対する川崎、やっと新聞や雑誌などでも閉塞感、手詰まり感が指摘されるようになってきました。
果たしてフロント陣がそれをどう受け止めるのか…。
今日のスタメン予想の記事ではチーム内の不協和音も囁かれていました。
多少のケガ人もいる中で風間監督の考えるベストな布陣ですら結果が出せるのか疑問は尽きません。
J1・1stステージもあと2試合、残された2ndステージと天皇杯に繋がる修正をして改めてタイトル奪取に向かっていってもらいたいですよ。