怠慢。

点差は3点、しかも対戦相手のアビスパ福岡は攻撃に守備にひとり奮闘していたダニルソンと主将の城後が退き、こりゃ、残りの時間は川崎のやりたい放題になるかなぁ〜なんて思った後半の22分過ぎでしたよ。
3点のリードがあれば安心するのも当然だと思います。
ましてや現時点で最下位とはいえナビスコカップ(現・YBCルヴァン杯)グループステージでは等々力で苦杯を舐めさせられたアビスパ福岡相手での試合経過でしたからね。
でも福岡の主力が退き、川崎が得たのは思ったような安心感では無く油断でした…。

というワケで昨夜はお馴染み等々力で川崎−福岡戦を観戦してました。
合間に天皇杯2回戦を挟んだとはいえ前節は柏レイソルを相手に5失点という大敗、守備の立て直しも当然ですが改めて気持ちを引き締めて戦ってもらいたかった一戦でしたよ。
試合は引いて守る福岡相手に前半29分のセットプレー、憲剛のコーナーキックに頭で合わせたのは谷口、流れの中で崩しきれなかった福岡のゴールをこじ開けるコトが出来ました。
後半に入ってからも早々にゴール前で憲剛が放ったシュートのこぼれ球を諦めずに粘って押し込んだゴールで福岡を突き放し、さらに流れるようなパスの繋ぎからフィニッシュした大久保のゴールで3点目、試合は決まったも同然でした。
しかし前述したように福岡の選手交代後に訪れたのは安心感もしくは余裕のように見せかけられた油断でしたよ…。
相変わらず改善されない危ない位置で繰り広げられるパスの繋ぎ、チェイスする福岡攻撃陣に阻まれるのは当然でしたよ。
交代出場の森谷が奪われたボールは同じく交代出場だった福岡・平井が叩き込み1点を返されました…。

3点リードで1stステージに優勝を阻まれた借りを返したつもりだったんでしょうか？
さらに得点を積み重ねられる流れだった試合を川崎の選手自体で壊してしまったかのような終わり方でしたよ。
試合結果は3−1で川崎の勝利。
結果の数字だけ見れば問題なかったかのように思いますよ。
でも残り20分と少しの時間に自ら招いた弛緩は到底許せるモノではありませんでした。
改めてホントにお前らは強いチームなのか？ 優勝を狙うチームなのか？ まだ何も得てないコトを理解してるのか？ 問い詰めたくなった試合後でしたよ。

勝利して2ndステージ首位を守ったかもしれません。
でもこんなに不満が残る試合になるとは思いませんでしたよ…。

次の大宮戦には絶対に持ち込んではいけない昨夜の弛緩と怠慢、昨夜出場した選手にはもう一度、昨夜の試合を見つめ直してもらいたいですよ。

対する福岡。今の自分達の位置は当然理解してると思いますが元気の無い、消極的とすら感じた昨夜の試合。ホントにJ1に残留したいのか疑問でしたよ。
1点返せたのはアビスパ福岡というチームの力ではなく川崎の慢心からのモノでしたよ。
昨年の今頃、昇格争いを繰り広げていたジュビロ磐田を掴まえようとしていた気迫溢れる戦いぶりはなんだったんですか？
優勝争いも残留争いも結果を出す努力を最大限にしなければならないのはピッチに立っている11人なんですよ。
交代後にベンチでスパイクを投げつけていたダニルソンの悔しさ、他の選手は理解してますか？
奇跡を起こす為に残っている6試合、やらなきゃいけないコト、見せなきゃいけないコトをしっかり実行してもらいたいと思った昨夜の試合後でしたよ。

勝ったとはいえ大きな不満が残った昨夜の試合でしたが今季最後の招待券が有効な試合だったので帰りはスタジアム内でそれとなく時間を潰してから帰路に着きましたよ。
写真は昨夜の試合のMVPだった
谷口の表彰式、そしてハーフタイムに元・中日ドラゴンズの山本昌弘氏とのラジコン対決に使用された実車版のエアロアバンテ号を載せてみました。
ラジコンやミニ4駆同様にコースガードまで再現されてる姿には笑っちゃいましたよ(^q^)

昨夜は広島東洋カープがセ・リーグ優勝を決めましたが山本昌弘氏はプロ野球の大事な一日に等々力に居て良かったんですかねえ…(;^_^A

来週の川崎はアウェイ、ウチから行くにはちょっと時間がかかる熊谷ですので土日はドコか近場の試合に出かけようと思ってます。
東京、まだまだ蒸し暑い日々が続いてますがまた明日から一週間、週末のサッカー観戦を楽しみに頑張りますよ(^O^)

ではまた、何かの試合後に…。

おやすみなさいまし〜(-.-)zzz