天皇賞 （秋）

レベルの高い馬たちが集結しましたが完全に抜けている馬がいないのも事実。18頭全馬にチャンスがあるとみます。今回大注目されている馬が、音速の怪物と言われた今はなきサイレンススズカ。そのレジェンドと重ね合わされているのが、9戦8勝G1初登場で一番人気になりそうな9エイシンヒカリ。今回はこの馬が天皇賞というレースを作りあげることになりそうですが果たしてサイレンススズカになれるのか、みんな注目しています。

自分の勝手な見解では初G1、初58Kgを背負うこと、東京の2000mを簡単に逃げき
切るのは至難の技だと考えます。スズカに騎乗していた武豊騎手もタイプが異なることはわかっているのでスズカみたいなハイペースでは逃げないと思いますが、ある程度は流してくると思うので、1000m通過タイムは60秒を切るか切らないか位で挑むと予想します。ヒカリには期待はしていますがオッズと反比例しているのでさすがに軸にはできません。

軸はズバリ人気のなくなった6カレンミロティックを抜擢します！競馬は記憶のゲームと言いますが、ふとこの馬の戦績を振り返ると今回の天皇賞で化ける可能性の序章を見つけました。それが金鯱賞です。このレースで1000m通過タイムが59秒3とかなり速いペースでしたが２番手を追走して直線単独先頭になり、食い下がる2K軽い8ラブリーデイを競り落とした内容は特筆するものがありました。

競馬場は違いますが、久しぶりの左回りの2000m、もしかしたら速くなる要素のある今回、陣営はエイシンを見ながら行くと戦法はハッキリしているので消耗戦になったら金鯱賞のような脚が見れると信じます。代打、吉田豊騎手の一か八かの騎乗に期待します！