ひとりぼっちだから優しくなれる

あたたかい家族も


優しい友達もいるのに


人はときどき


「自分はひとりぼっち」そんな孤独感に襲われる


それはある意味正しい感覚で


だから人は絆という糸を結びたくなる


誰もが自分の人生を旅をする旅人


どんなに大勢の家族に囲まれてにぎやかに暮らす人も


華やかなスポットライトを浴びて喝采を受ける人も


ひとりぼっちであることに変わりはなく


その孤独感に襲われる人は


「ひとりぼっち」をネガティブに考えて


そのことから脱け出そうとするから苦しくなる


「ひとりぼっち」の人生は大前提!!


そう考えることが出来るのなら


人との絆を結べることが嬉しいし


その人を大切にしようと思えるのではないでしょうか…


「家族が居るから寂しくない」


「友達や恋人が居るから寂しくない」


と言う先入観があるかもしれないが


人は所詮ひとりぼっち


人は、そうした幻想を抱えながら


生きて行くものなのかもしれません


「寂しくない自分」を直視できず


本当に「ひとりぼっち」になった時に


どうしょうもない孤独感に苛まれてしまう


そうならないように自分自身の人生の設計図を見詰め直し


五年後、十年後の自分をイメージ出来るのなら


今日、明日を自分が何をしたらいいかが思い浮かぶはず


すると


だんだん明日が楽しくなって


孤独を感じるひまが無くなるはずだから…