最期の川

川の流れのように


人生を流れる


それは何も手を抜くとか人任せにすることではなく


川の流れの中で自分の個性を活かし


そのときに思いを定めた自分の持ち場で真剣に力を尽くす


仕事であったり生活することだったり


たまたま条件が整っていたり


運が良かったり


自分に向いていて力が発揮できれば


何らかの成果や達成感が味わえる


ときに


うまくいかなくても仕方がない


川の流れに逆らわず


機が熟すのを待てば


そのうちに自分の持ち場や


やるべき事が見えてくる


そうしているうちに自分の流れている川幅が


だんだん広がって


水も澄んでくるし量も豊かになる


それが成長することなんだ


それでも川の流れがどこに向かうのか


分からない？


いつかは海にたどり着く


それは自分の最期のとき


死ぬまで答えは分からない


最期のときまで結局は分からないかもしれない


それはそれで豊かな人生


繰り返す


不安はリアルな問題ではない！


自分の頭の中で勝手に作っている


フィクション


自分で作ったものは


自分で無くすことができる