375件のひとこと日記があります。
2013/10/18 21:50
自分も相手も大切にするアサーション
物事が思い通りにならないとき
苛立つのは当然だろう
物事が思い通りに運ぶことを望み
期待はずれなことがあると
人は戸惑ったり、がっかりしたり
慌てたり落ち着かなくなったり
思い通りにならないときは苛立って当然
思い通り物事が進まない時は欲求不満になって当然
子供の成績が悪ければ怒り
病気になれば苛立ち
部下や妻が言った通りにしなかったと腹を立て
上司や夫が勝手だと不満をこぼす
延々と夫婦喧嘩や親子喧嘩が続いたとき
後で反省してみると
両者が自分の思い通りに動かしたい気持ちだけを募らせることに気づく
互いに相手の言い分には耳を傾けず
一方的な攻撃的な繰り返しと苛立ちの悪影響にはまってしまう
こんなとき
立ち止まって「苛立って当然だ」
そんな思い込みについて考えてみる
血の繋がった兄弟でも
異なった立場や異なった意味づけをして
異なった受け取り方をする
性格も学んできたことも
みな異なったものの見方
価値観をベースにしている
自分と百パーセント同じ考えの人など親子でも兄弟でもいない
思い通りにいかない方が普通なのだろう
そこでアサーションの「話す」「聴く」
相互作用が必要になってくる
アサーションは相手の気持ちを考え
自分の考え方を変える方法
人はそれぞれ異なる考え方をしているので
自分の思い通りに動かないことを認め
自分と異なる相手の考えを理解しようする
「子供は大声を出して遊ぶのが楽しい」
「部下が期日を守らないのは、とんな事情があるのだろうか」
とか直接本人に聞いてみる
そのうえで出来ることは
苛立つのではなく
具体的に変わって欲しいことを相手に丁寧に頼むこと
具体的に「もう少し静かに話して欲しい」
「報告期日を守って欲しい」
「○○を手伝って欲しい」
と頼んでみて
相手が「はい」と返事が返ってくれば嬉しいく思い
「いいえ」
と返ってきたときは歩み寄りのアサーションが必要になってくる